今日私の地元の小金井市の市議選が始まった。4年前、小金井市議選、都議選、総選挙と勝ち、政権交代を成し遂げた。今回は民主党再生のスタートの戦いにしたいと、細野幹事長も駆けつけてくれた。


   6月の都議選は、野党第一党を維新が占めるか民主が踏ん張れるかの戦いだ。日本維新の会代表の橋下市長と民主党細野幹事長は40歳過ぎたばかりのほぼ同世代。社会に渦巻く鬱憤を政治エネルギーに変え、労働組合など既成組織批判を繰り返す橋下氏と、共に生きる「共生社会」の実現を訴える細野幹事長が都議選でどう戦うか。


  橋下氏の敵を作ってはコテンパーにやり込め、うっぷんを晴らすスタイルで、大阪では絶大な支持を集めている。しかしその手法は本当の意味での地方分権とはほど遠い。歴史的、国際的に見ればファシズム的な独裁者が現れる時の手法だ。日本維新の橋下氏が東京でも大阪のような支持を得るか、それともファシズム的手法が見抜かれて馬脚が表れるか、都議選は試金石だ。