民主党を立て直すことができるかどうかの、崖っぷちにある。何よりも民主党の政治姿勢を明確にすることだ。


  消費税はYES, 原発はNO!という政治姿勢を明確に打ち出すことだ。


  社会保障と税の一体改革は、社会保障制度を維持し、財政破たんを避けるためには苦い薬だが飲まざるを得ない薬であることは多くの国民も理解している。しかし、原発に関する民主党の姿勢が国民の多くから不信の目で見られている。


  私も、脱原発に関し、短期、中期、長期にわたって、安全性と経済的影響について専門家も交えて検討を続けてきた。安全性ではもちろんだが、核廃棄物の処理費用と、再生可能エネルギーによる経済効果を考えれば、できるだけ早い時期の脱原発を決めて、計画的に進めることが経済的にも望ましいことは明らかだ。