未来の事に使えるのはwillだけではない! | No-Lの言葉の雑記帳

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英語や日本語、訳し方などについて気付いたことを書いています。
このブログを読んで新しい発見があれば幸いです。

未来形・未来時制は存在しないという事に関連して、さらに「えっ!」と思うだろう事を書きます。




学校では、未来の事を表すのはwillとbe going toと習いましたよね?


それは教えやすいよう、理解しやすいよう、便宜上だと思います。初歩中の初歩ですが、それだけ分かれば十分というような。



未来の助動詞はwill…


ところがなんと!

他の助動詞も未来の予定に使えるのです!


例えば

I can(could) go there tomorrow.

I must(have to) work next week.

It may(might) rain tomorrow.


どうですか?

全部成立するのです。

例文中のcouldやmightは、過去ではなく可能性の低さを表します。


さらに、単純現在present simpleも未来の事に使えます。


I work tomorrow.


働くことがもう決まっているという感じです。

現行のタイムテーブルで。



参照:

https://www.efjapan.co.jp/eigo-resources/english-grammar/simple-present-future-events/


https://dictionary.cambridge.org/ja/grammar/british-grammar/future-present-simple-to-talk-about-the-future-i-work-tomorrow



混乱してきましたか?


でも英語とはそういうものなのです。


それで英語を敬遠しないで下さい。


日本語でも「明日は仕事がある(からダメなんだ)」と言いますよね?


I work tomorrow.は

私は明日働く

→明日は仕事がある(変えられない予定)

という意味で、英語は日本語と同じ感覚で考えて良いのではないかと思います。