看護学校の3セメスター目に受けた授業の振り返りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 授業の概要

 

子ども(0才から18歳くらいまで)の発達や疾患についての授業で、講義と病院での実習で構成されています。

 


講義では子どもの看護をする際の注意点、親や家族とのコミュニケーションについても学びます。

 

 

 

2. 使った教材

 

教科書はこちら

 

私は中古で紙の本を購入しました。

この本はフォントがめちゃくちゃ小さくて非常に読みづらかったです。

 

 

 

3. スケジュール

 

授業は1月中旬〜5月初旬までの約4ヶ月でした。

実習は12時間×4日間の計48時間で、私のグループは全て土曜日に実習がありました。

曜日を選ぶことはできませんでした。

 

 

4. 授業の雰囲気

 

午後の授業を選んだので人数が少なく、1クラス10人ほどでかなりアットホームでした。

 

担当の先生は2人いて、スライドを使う先生、完全ディスカッション形式の先生と教える方法が異なりました。

 

 

看護学部の授業では珍しく予習必須の授業で、あらかじめ50〜60ページほどを読み、Learning Guideの質問に答えた上で授業に臨む必要がありました。

▼    Learning Guideの質問の例(結構質問があいまいでどこまで深掘りしたら良いか迷うことがありました)

 

1. Compare and contrast the types of seizure disorders:  Epilepsy and Febrile seizures

2. Discuss non-pharmacologic pain management for a child with cerebral dysfunction who is undergoing evaluation of neurologic status.

3. Outline a plan of nursing care to reduce complications associated with a head injury.

 

 

このような質問が毎週10-20個出されました。

 

わたしはスタディグループの友人と手分けしてLearning Guideを完成させていました。
 

 

 

 

5. 実習とラボ

 

実習は12時間×4日間の計48時間で、私はオクラホマシティにある大きな子ども病院へ行きました。

 

4回の実習で、Medical/Surgicalユニット、ICU Stepdown、摂食障害専門ユニットへ行きました。

1グループ8人で、各グループごとに市内にある子ども病院で実習します。
違うグループのクラスメイトは発達障がい専門の病院で実習し、看護師というよりはOT(作業療法士)やPT(理学療法士)の視点を学んだそうです。

 

アメリカの病院実習は各自車で行きます。

小児実習では毎週、実習記録を書かなければならなかったので記録の作成に時間がかかりました。ただ、私のグループの実習教員は成績の付け方がゆるかったので、ほぼ全員100%をもらっていたと思います。

ラボはセメスターの最後に1回あり、Code時の対応や心臓マッサージ、AEDの使い方、Acute asthmaの対応、TOF患者の対応についてシミュレーションを行いました。
 

 

 

6. 課題

 

講義前の準備は必須でした。

 

・毎週の講義前にLearning Guideと呼ばれる10〜20問の質問に答える
・講義前にQuiz(小テスト)を受ける
 

 

授業での理解度を上げるには教科書をよく読まなければならなかったので、わたしはそのリーディングに時間がかかっていました。
 

実習記録は4回提出しなければなりませんでしたが、母性の実習よりは負担は少なかったです。

 

 

 

7. テスト

 

全部で4回あり、全てExamsoftというソフトウェアを使用して行われました。
教室に集まって先生の監視のもと、各自パソコンで受ける仕組みです。

私は1回目で85%(B)を取ってしまい、すごく落ち込みましたが、その後勉強方法を変えて4回の平均で90%まで上げることができました。

小児のテストには苦手意識があったので、毎回成績が出た後に先生のオフィスアワーへ行き

どこを間違えたのか確認するようにしました。
 

 

 

8.学習方法

 

今学期の授業のなかで一番苦労し、スタディグループの友達と励まし合いながらなんとか乗り切りました。
 

授業に出席する


当たり前のことですが大切です。
私は「授業で理解する」のではなく「授業に行って自分を焦らせる」ようにしていました。授業に行くと、他のクラスメイトが発言したり質問するので「私もやらなきゃ」と否応にもモチベーションが上がります。

 


教科書を読む

 

時間がかかりますが、読まなきゃいけないページを全て精読していました。読んで少しでも大切だと思った箇所に蛍光ペンで印をして、何回も繰り返し読みました。
この方法は非効率的ですが、教科書をきちんと読み始めてからテストで毎回Aを取れるようになったので私には一番あっていました。

蛍光ペンでハイライトをしない方がいいという意見もありますが、私はまっさらな教科書を見ると「あぁ、まだこんなに読んでない箇所がある…!」と絶望真顔してしまうので心の安定のため何かしらの「勉強した痕跡」を残しておくことが必要でした😂笑

 


講義スライドをよく読む、講義ビデオがついていたら録音して繰り返し聞

 

先生がスライドを使う場合は、そのスライドも合わせて確認しました。
講義ビデオをつけてくれている場合もあったので、mp3に変換して運転中や家事をしている時に繰り返し聞き、ながら学習できるようにしました。

 


教科書の練習問題を解く&復習する


教科書の章末に練習問題がついている場合は、それを必ず解くようにしていました。
答えの根拠(Rationale)がある場合はいいのですが、この教科書には根拠が載っていなかったので、必ず本文に戻り、間違えた箇所には付箋を貼って後から再度読み直せるようにしていました。



教科書公式のスタディガイドを使う

 

1回目のテストで失敗しTutorさんに勧められて教科書公式のスタディガイドを購入しました。(スタディガイドはKindleのレンタルがおすすめ)

スタディガイドには練習問題がたくさん載っているのでそれを全て解き、間違えた問題の根拠は教科書に戻って確認し付箋をつける → 数日後また確認するということをやっていました。

 

 

ここまでやる必要はなかったかもしれませんが、この方法で2回目以降のテストでいい点数が取れるようになったので「ここまでやらないと安心できない」という気持ちになっていたと思います笑い泣き

 

 

 
 

9. 成績・この授業を受けての感想

 

 

再履修になっている人が多い授業だったので心配でしたが、実習も講義でもAを取ることができました!

実習に行ってみてPediatric nursingもいいなと思えたので実習先の病院も将来の就職の時に検討したいと思いました。