看護学校の3セメスター目に受けた授業の振り返りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 授業の概要

 

前の学期に受けたMedical/Surgical 1 の続きで、同じ教科書を使い1でカバーしなかった内容について学びます。

 

講義は、がん、血液学の基礎、免疫系、心臓・神経の疾患、目の病気、内分泌系、腸・泌尿器の病気について幅広くカバーします。

 


講義のほかに8時間×6日間の病院実習があり、実習ではMed/surgのほか、ER(救急)、ICU Stepdownへも行きました。

 

 

 

2. 使った教材

 

教科書はこちら

 


この本はフォントが大きくて読みやすいけどものすごく分厚くて重いです。先生が紙の本を推奨したため紙で購入する人がほとんどでした。

 

 

 

3. スケジュール

 

授業は1月中旬〜5月初旬までの約4ヶ月です。

実習は8時間×6日間の計48時間で、私のグループは全て月曜日に実習がありました。

 

実習は15時から夜の23時まであり、病院のある土地柄、道にホームレスがいることもあったので夜中に帰るのが少し怖かったです。
 

 

授業は火曜日の朝8時半からだったので、月曜日夜に実習があり翌朝にテストがある時は勉強時間をどう捻出するかをよく考えておかなければなりませんでした。
 

 

 

4. 授業の雰囲気

 

1クラス約50人くらいでした。

 

大教室ということもあり質問はややしにくい雰囲気でした。

必ず教科書を持っていかなければならなかったので、講義のある日はバックパックがとても重かったです。
 

 

 

5. 実習とラボ

 

実習は8時間×6日間の計48時間で、私はオクラホマシティのダウンタウンにある病院へ行きました。

 

Medical/Surgicalユニット、ICU Stepdown、ER(エマージェンシールーム)へ行きました。派遣された病院では看護師の人手不足が問題になっているようで、患者・看護師の比率の悪さや看護師がマネージャーに直訴している様子などを実際に目にし、ここで働くのは危険そうだと感じました。

ERは本当にT Vドラマのような感じで、プロバイダーや医学生、看護師がたくさんいて急患が運ばれてきて、Codeがあって、患者を退院させて・・・・と目まぐるしいスピードで物事が変わって行きました。

 

E Rでは予防接種やIV、Enemaといった手技もやらせてもらいました。
採血もやらせてもらいましたが、Drug addictの患者で血管には入っているのに血が戻って来ず、看護師さんに途中で変わってもらったということもありました。

Med/surgではありえないスピードで患者が入退院を繰り返していくため、もう少し長いスパンで患者さんのケアをできるMed/Surgの方が自分に合っていそうだと直感で感じました。

 

記録(Care plan)は2回分だけで良かったので、他の実習と比べて負担は少なく済みました。
実習記録とは別で患者教育のためのコンセプトマップを作るという課題も出されました。
 

 

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私の学校の病院実習では、当日まで自分がどこのユニットに配属されるか分かりません。

上述の通り、看護師不足ということもあり指導できる看護師が足りず、当日配置されてから急きょ別のユニットに配置換えになることもありました。

ソーシャルメディアで、「実習に来る学生が事前学習や下調べなしで来る。せめて事前学習くらいしてきて・・・」というポストを目にすることがあったのですが、当日までどこにいくかわからないと「事前学習のしようがないこともある」という現状もあります。

そのような投稿を見ると心苦しいですし、現場の看護師さんが熱量を持って指導してくれている気持ちもわかります。
ただ自分が将来、学生の指導者になった場合は学生としての視点を忘れずにいようと思った出来事でした。

指導してくださる現場の看護師さん、実習に行く学生両方にとって良い環境に変わっていくといいのですが。

 

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6. 課題


小テストのほかに学期末にAPAの論文(4〜6ページ程度)が課されました。

 

APAペーパーは看護に関する学部ではよく出される課題の一つだと思います。

 

引用やサンプルペーパーには下記のサイトが便利でした。

 

 

 

 

7. テスト

 

全部で4回あり、全てExamsoftというソフトウェアを使用して行われました。
教室に集まって先生の監視のもと、各自パソコンで受ける仕組みです。

▼    Examsoftのサンプル画面


ソフトウェアを使用するのですが私の学校では成績はすぐに開示されず、成績が出るのには数日〜最長で1週間くらいかかりました。

学校や先生によっては、テストを受けた後すぐに結果(点数)を見ることができるようです。

 

 

 

8.学習方法

 

授業に出て教科書を読む!に尽きます。

 

他の科目と同様、非効率的ではありますが教科書を読み、蛍光ペンで印をつける、また読み直すということをひたすらやっていました。

理解の確認のために、章末の練習問題や小テストの問題の解き直しをすることもありました。

テストでは5x8サイズのノートカードを使用して良い決まりになっていたのですが、私は英語を読むのが遅いのと、試験は75問あるのでノートカードに頼らなくても問題が解けるよう試験勉強は必須でした。
 

 

カードを使っても良いといえどテスト範囲は広いので、勉強をせずに高得点を取るのは難しいと思います。
 

 

 
 

9. 成績・この授業を受けての感想

 

 

テストとの相性が良かったのか、毎回とても良い成績を取ることができました。

成績は良かったといえど、Medical/Surgicalで学習する内容は一つひとつが深いので、私の知識レベルは本当に浅いものだと思います。

ですが、とりあえずこの授業を乗り切ることができてホッとしています。