こんばんは
フラワーセラピスト&自然観察指導員noriのブログにご訪問いただき、ありがとうございます
先週末の話になりますが、都立東村山中央公園にて自然観察会があり、スタッフとして参加しました。
題して『親子で遊ぼう!タネタネ団の大冒険!』
主催は多摩六都科学館。ここは北多摩が誇る体験型ミュージアムで、最も多くの星を投影するプラネタリウムとして世界一に認定されています。
講師を務めるのが私たち自然観察指導員です。
風もなく穏やかな快晴に恵まれました
この日は7組の親子が参加してくださいました。
小学1年生がもっとも多く、最年少は4歳の子でした。
元気いっぱいの子供たち。受付時間が迫ってくるとにぎやかになってきました
私たちの簡単な自己紹介のあとは、さっそく大事な作業が…
この日集まったみんなはタネタネ団の団員です。
団員の証として、これから集める宝物をいれるためのバッグを作ります。バッグの作り方は一緒でも、肩ひもとなるリボンの付け方にはそれぞれのこだわりを感じます。
仕上げたバッグを肩から下げて、いざ冒険の始まりです![]()
みんなで進んで行き、最初のポイントに着くと、何やら音楽が~
シルエット博士の登場
ご存知ない方のために、NHKの長寿番組「おかあさんといっしょ」の中で出てくるキャラクターです。
「私のことを知っているかな?」と、シルエット博士がタネタネ団のみんなに声をかけますが…
知っている子がちらほらいるのですが、恥ずかしいのか近くの大人に耳打ちするのが精いっぱい。
ごめんなさい、もうちょっと空気を温めておけばよかったね…
シルエット博士が現れたのは、いろいろなタネの影を教えてくれるため。その影から、なんのタネなのかを団員が探していきます。
数名の自然観察指導員がシルエット博士の助手となって、団員のみんなにヒントを出していきます。
シルエットだけで、タネを探す。けっこう難易度は高そうな予感…
与えらえたヒントを頼りに、足元を注意深く探していきます。
それらしいものを見つけると手に取って、シルエットと同じかどうかを確認したり、シルエット博士や助手に確認したり。
ちなみに1問目の答えはクマシデ。上の写真の右上にある薄茶色のホップの実みたいなもの。
みんなが見つけたのは、これらがバラバラに散ったものなので、だいぶ形が変わります。正体がわかって、みんな感心しきりです。
まずは2問あったのですが、どうやら無事にみんな見つけられました~
見つけられたタネはバッグにしまっていきます。たくさん落ちているものの中から見つけたんだもんね
バッグにしまえたのは、風に飛ばされて移動する種類のもの。
タネはほかにも移動手段があります。
続いては違うタイプのタネを探しに…
「どこかな~」と、さっきと同じように探しますが、それらしきものがなかなか見つからない。
すると、「まだ落ちていません。木についています」というヒントが出ると、みんなの目線は一気に上に
けっこう高い位置についているタネなので、大人の目線を頼りに、中には抱っこしてもらって、無事に見つけられました。
このタイプのタネを2つ見つけたのですが、これらはさっきと違って鳥のエサとなって食べてもらい、遠くに飛んで行った先でウンチにまぎれて出ていき、そこで芽生えます
4つのシルエットのタネをしっかり確認しっかり、シルエット博士からのクイズは終了。
少し場所を移動して、今度は、目線の高さにあるタネをじっくり観察です。
植物としてはめずらしい紺色に輝く丸い実を、まずはそのまま観察。
そして一粒ずつ手に取って、さらによく見ていき、そのあとは実をつぶしてみます。
ぐちゃっとつぶれるのかと思いきや、砂のような硬さの粒がたくさんでてきました。
この粒がタネなのです。
めずらしい色の実、そして不思議な触感のタネの持ち主はヤブミョウガでした。
夏にこのような白い花をつけ、その後みんなが見た青っぽい光沢のある実をつけるのです。
来年の夏になってこの花を見たときに、タネタネ団で探したことを思い出してくれるといいな…
次は、ドングリが主役
バッグにしまって持って帰りたくなるようなお気に入りのドングリと、小さな穴のあいたドングリを見つけてもらいます。
足元にはたくさんのドングリが落ちているけど、お気に入りにこだわりを持って探す子もいます。さらに穴あきのドングリがなかなか見つからない…
でもしっかり見つけてくれました
「この穴の正体は?」と聞くと、声をかぶせる勢いで「どんぐりむし~」という答えが。
どんぐりむしってご存知ですか?
自分が子供の頃は忘れてしまっているかもしれませんが、お子さんが拾ってきたドングリからもぞもぞと虫が出てきてギョッとした経験がある方もいらっしゃるのでは?
そう、それがどんぐりむしです
どんぐりむしの正体、そして“シギゾウムシという”本当の名前を、絵本を使って覚えてもらいます。これは親御さんからの「へぇ~」が大きかった気がします。
そして偶然にもどんぐりむしの実物を手に入れていて、みんなに改めて見てもらうことができました。
これこそ体験型の学習という感じですよね。
このあと、どんぐりを使ってゲームを。
団員のみんなには森に住むリスになりきってもらって、大切なドングリを隠したあと、相手チームが隠したドングリを探す。
そのあと見つからなかったドングリを、隠した自分たちでもう一度探し出すというもの。
「大切なドングリを見つけられないように」といろいろ考えて隠していきます。
相手チームのものを全部見つけられないのは当然ですが、自分たちで取り戻そうとしても全部は見つけられないのです。
これはゲーム内の私たちだけではなく、リス達も同じでしょう。
こうして見つけられず、森のどこかに残されたドングリが木になり、森の一部になるのです
そういった流れも自然観察指導員による絵本の朗読で学びます。
一度自分がリスになりきって体験したから、絵本の内容への入り込み方も違うのでしょうね。
さて、最後のプログラムは、ある可愛い秘密道具を使います
1人ひとつ、秘密道具を持ってやぶの中へ…
一生懸命手を伸ばして、あっちをガサガサ、こっちをガサガサ。
秘密の道具をフルに使って団員たちが何をしているかと言うと…
いわゆる“ひっつきむし”を集めます。
ひっつきむしという言葉がなつかしい人もいるでしょう。
草むらなどを歩いたときに洋服などにくっついて、取り除くのに苦労した覚えはありませんか?
本当の虫ではなく、ひっついてくるタネですね。
この秘密道具についたタネを虫メガネで観察したり、種類ごとに集めたりしていきます。
この日はみんなで6種類のタネを集めることができました。
そのタネの名前と、どのように引っかかる仕組みになっているのかの説明もしっかり聞いてくれています。
さっきの秘密道具が動物の顔だったことには、ちゃんとした意味があります。
自然界では、動物の毛にくっついてタネが移動するということを身をもって体験したのです。
最後も絵本で学びます。
タネは、風に乗ったり、鳥や動物に運んでもらって命を残すということを体験してもらいました。
そこに人間が関係ないわけではありません。ひっつきむしに苦労したように、私たちもタネを運ぶことがあるのです。
そう、植物、動物、人間。みんなが自然界に関わっているのです。そこに境界線なんてないんですね。
約2時間、めいっぱい動いたのに最後はこんなに真剣に朗読を聞いている姿を見て、みんなの心に何か残ったのかなという嬉しい手ごたえを感じました。
私たち自然観察指導員だけではなく、主催の多摩六都科学館の方々もそう思ってくださったのではないでしょうか。
今回のスタッフで最後に記念写真
素敵な機会を作ってくださったみなさん、ありがとうございました。
先月は大人の方がメインの自然観察会。そして今回は親子参加型のもの。
自然観察はいろいろなアプローチ方法があって、私はまだまだスタートしたばかり。これからもっと吸収していって、さらに自分なりのものをアウトプットしていきたいです。
自然に触れることで何かを得るお手伝いをしていきたいと思います。
自然観察指導員の先輩で、一緒に活動させてもらっている方の素敵なレポートブログも、ぜひ読んでみてください![]()
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