樹木を新しく植えるとき。
必ずというより、絶対行なう作業工程があります。
いくつかあるのですが、その一つ。非常に大事な作業。
剪定です。
なぜ、剪定することが大事なのか?
いくら良いデザインを描いても、良い樹木を選んでも、この剪定をするかしないかで、結果が、全然違ってくるからです。
樹木を植えるときには、時期にもよりますが、少なからず、根っこに負担がかかります。その負担を少しでも軽くして、樹がグングン元気に成長するのを無理なく手助けしてあげるのが一つ。
もう一つは、樹形を整えるため。
新規で植栽する樹は、枝も葉もあちこちに茂った状態です。これをお庭やガーデンデザインのコンセプトや、組み合わせる樹木、下草などに合わせ、バランスを取りながら、植栽場所の状況を考慮しての枝ぶりも見極めて、剪定するわけです。
時折見かけるのですが、新しく植えられたばかりの樹が、まったく枝を剪定した様子もなく、ボサボサの状態のまま。そのまま植えられている姿を見ます。
そこに住む人。植物を楽しみにその場所に集う人たち。樹、草花、庭。デザインも、コンセプトも。すべてのことを総合して、居心地のよいガーデンというのは、穴を掘って、根っこを穴に入れて、土をかぶせて、水をあげれば終わり・・・、ではないのです。
この差は大きいです。
写真は、先日のお客様の庭園の植栽時の様子です。
完成した庭はこちら。
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