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桃レンジャーのデンジャラスな日々

 桃レンジャー参上!彼女の必須アイテムは、白杖、オレンジ色の遮光メガネ、そしてシーズンごとにおニューになる個性的な帽子。思ったことしか口に出せない桃レンジャーは、いろいろなトコロにぶつかってばかりのデンジャラスな日々を送っているのである。

 21日から、静岡→大阪に出かける。
 ルートを検索したり、ホテルの予約やらで、あっという間に一日が過ぎてしま
った。
 結局、21日はブログ教室があるので、夜、松山を出発する。
 大阪までは、約3時間半から4時間。私の居住地からだと、プラス1時間。
 迷ったが、一気に静岡まで行くことにした。それも寝台特急を使う。

 所要時間、9時間7分
 乗換1回
 距離776.3km

 松山(愛媛県)から静岡
 19:31に松山を出発し、21:37に、坂出到着
 JR特急いしづち32号
 21:44坂出出発、04:38、静岡到着。
 JR寝台特急サンライズ瀬戸

 ひぇ。5時前に、見知らぬ土地に到着して、どうすんの?

 選択枝として、岡山で、寝台特急というのも考えたが、二段ベッドなのに、瀬
戸のシングル個室と1000円しか違いがなかったので、瀬戸に決定!
 静岡の用は、23日なので、22日は観光?徘徊?のルートを考えないと。
 先日、買った帽子をかぶってね!

 つづく…

 きょうの一冊は、金城 一紀(かねしろ かずき) 「レヴォリューションN
o3」
 ブログ教室まで、あと一週間。
 ここのところ、夏の疲れか?単なる体力の衰えか?寝違いみたいな首の痛みで、
パソコンの前に座るのがしんどくて、読書三昧ナ日々を過ごしていた。
 桐野 夏生の著書で「ないーぶネット」にあるものをダウンロードし、次々に
聞いていたが、あまりの暗さに、よけい肩が重くなっていた。
 きょう、気分を変えて、金城 一紀の「フライ ダディ」を読み終えた。
 最高!
 「GO」も一気に読み終えたものの一つだが、今夜から、もう一冊、金城 一紀
を読んでみる。
 「SPEED(The zombies series)」
 DoCoMo携帯電話のらくらくホンF883iESがあるおかげで随分便利になった。そ
れ以外にも私には、手放せないものがある。
 それは、ウィルコムのPDAで、WS007SH。
 一番の用途はないーぶネットでダウンロードした点字データの読書を楽しむこ
と。
 次が、外出先でパソコンに届いているメールを受信して読むこと。
 他にも、メディアプレーヤーでMP3の音楽データを聴いたり、ボイスレコーダ
ーなどの機能もある。
 もちろん、PDAだけではこれらの機能を視覚に障害のある私が利用することは
不可能で、DTM(ドキュメントトーカーモバイル)というソフトが必要となる。
 PDAで活用していた機能で、予定帳、アドレス帳などは、らくらくホンで使え
るようになったし、PDAでは私の地域では使えなかったナビも使えるようになっ
た。
 ウィルコムの電話(PHS)は、ウィルコム同士であれば「タダ」である。
 だが、自宅はアンテナを立てても、時々、圏外になる。
 メールも、受信して確認することはできても、文字入力が難しいため、作成は
なかなかする気になれない。表面の数字キーはめちゃめちゃタッチが遅く、イラ
イラする。スライドして開くキーボードは、一応Qwerty配列だが、小さくて使い
づらい。
 もし、らくらくホンシリーズに、メモ帳の機能がつけば、私の外出時の持ち物
はおそらく一つ減るだろう。
 だが、DTMのバージョンが久々にアップされた。開発が終わるのでは?と心配
していたので、ちょっとうれしかった。この気持ち、少々矛盾しているが、視覚
障害者の電話の選択肢は一つでも多いにこしたことはない。
 みんながおそろいの携帯電話なんて、ちょっとぞっとする。
 このシーズン、私はいつも秋物の帽子を買う。
 夏時期は、黒っぽい色の帽子を好んで身につけるが、今からの季節は淡い色を
身につけたくなる。
 先日、見つけたのが、全体的には薄いグレーで、つば部分がグレーと淡いピン
クの縞模様になったもの。ちなみに色は、数人の店員の談。
 2,000~3,000円ぐらいなら迷わず買うが、ちょっとばかし高かった。
 今度の月曜日あたりに、もう一度、店に行って、残っていればたぶん買うと思
う。
 ワンサイズ、1点ずつしかないとの話だったので、この土日に売れてしまうか
もしれないが、それはそれでまぁ縁がなかったということで、他の帽子を探そう。

 きょうの読み物…桐野 夏生(きりの なつお)「グロテスク」
 今月21日に、県内では大手の企業の協力を得て、(無理やり?)視覚障害者向
けブログ教室を開催する。その準備で、今、あちこちのブログを作成して使い勝
手を検証している。
 しかし、ブログ作成には、どこもかしこも、マウスクリックが必要だったり、
画像認証が必要だったりとバリアは多い。
 苦労して作っても、読むにも一苦労。でもま、作ることによって、構成を知る
ことにもつながるし、モブログ機能を使えば、少なくとも自分の日記の更新は簡
単にできる。
 あーーー!でも、カーソルキーばかり触っているので、右手の中指が変。おま
けに、携帯でも確認しているので、同じく右手の親指も変。
 その手で、苦労して料理をしたのに、大根にスが入っていた。四国カルストで
獲れた大野ヶ原大根だったのにな!

 きょうの一冊…桐野 夏生(きりの なつお)の「水の眠り灰の夢」
 日ごろお世話になっている福祉センターからの依頼で電話によるアンケートに
協力した。視覚障害者の情報収集に関するアクセシビリティがどうしたこうした
という内容だった。
 センター職員「まずはですね。誠に失礼なのですが年齢を…」
 桃レンジャー「もうすぐ誕生日だけど、今はン歳です。」
 センター職員「見えないですね。」
 桃レンジャー「いえ、見えてます。」
 お互い、一瞬の沈黙と、ハテナマークの乱舞。
 エヘヘー。
 センター職員は、「とてもン歳には見えないですね。」というお世辞だったの
でした。 桃レンジャーとしては、「私はまだ見えてますよ!」
 いやぁ、みんないろいろ、気を遣いながら会話をしてんですねぇ!
 最近、よく聞く言葉の一つに「マイノリティ」がある。
 何のこと?と思って調べてみれば、小数派ということらしい。反対語はマジョ
リティ。 これって、どうしてもカタカナで言わないといけないのかなぁ?
 「視覚障害者は、小数派なので」じゃダメなの?

 聞きなれないカタカナ語も、市民権を得てきているものもある。また日本語に
適当な表現がない単語もある。ボランティア、ユニバーサルデザイン、ノーマラ
イゼーション。

 また、何でもかんでも略しちゃう。「ピアカン」も、ピアカウンセリングの略
だが、なんで「カン」なの?ユニバーサルデザインならまだわかるけど、UDと
きたもんだ。

 あげくの果て、「DS」ってわかります?ドコモショップの略らしい。って、
これを言うのは、私が知る限りは約1名。曰く、「どこもショップのことはDS
というから覚えておいて…」しかも、ドコモのサイトのことも、「DS」とおっ
しゃる。

 以前、NTTにお勤めの方で、PHSの開発に携わっていた人が、「“ピッチ”
という呼び名に違和感がある。」なんだか自分たちの手から離れていってしまう
ようなイメージをもたれたらしい。
  自分たちが育ててきた子が、知らない間に、やけに軽々しい呼び名になった
のがそういう感情を持たせたのだろうか?

 やれやれ。言葉は生き物というが、新語・造語はどんどん取り入れて、明日か
ら私も、えっらそうに、「視覚障害者はマイノリティなので…」って言うことに
しようかな。
ま、パソコンボランティアのことは、「パソボラ」って言うけど…

 でも、どこもショップのことは、DSと、私が言う日は来ないと思う。
 パソボラ(パソコンボランティア)を初めて7年近くになる。
 もちろん、そんな高度なことではなく、はじめの一歩のお手伝い程度だが。

 それまではといえば、自分のホームページの掲示板などで、いろいろな人にパ
ソボラされていた。その掲示板の名は、「ぱそ子のパニクリ日記」
 ネットを通じて、実にいろいろな人にサポートをしてもらった。
 ほとんどが、「プロ」と呼ばれる人たちだった。
 その人たちは、実に物覚えの悪い、何の基礎知識もない私に対し、実に気長に
面倒を見てくれた。
 私も、今、そのお返しを別の人にしている…と思っている。

 近くにパソコン教室ができたらしい。そこは、「100回、同じことを聞かれて
も怒りません。「と書いているらしいが、2回同じことを聞いただけで、ムッと
されたらしい。
 私の場合は、3度までかな?(同じ日なら)
 来月、ブログ教室を開催してもらうことになった。
 以前、一般の人向けのに申し込んで、さりげなく拒否?されて、落ち込んで、
ごちゃごちゃしたのだけど、担当の方が、視覚障害者向けのブログ教室開催を企
画してくれるように尽力してくれている。
 現在、事前打ち合わせをメールでやっているが、どのブログが使いやすいかを
検証中。 おかげで桃レンジャーのブログのミラーサイトが片手ではおさまらな
いようなことになってきた。
 その方は、自腹?でスクリーンリーダーまで購入してくださったのだけど、な
んとXpnavo。参加者の90%がXP-Readerなので、微妙に検証結果が違うのが困り
物。NavoならOKだけど、XP-ReaderだとNGってことが多い。
 ブログにしろ、MIXIにしろ、なんであんなにリンク項目が多いんだろ!同
じところをぐるぐるぐるぐる。まるで東京タワーの世界…
 昨日、視覚障害者に対するボランティア連絡協議会に出席した。
 参加者は、点訳・朗読、そしてパソコンボランティア。(私は一応パソコンボ
ランティア。)
 今年のテーマが「利用者のニーズとサービス」というものだったので、当事者
(この場合視覚障害者)が、パネラーとなり、発表をし、いろいろなニーズが出
された。
その中でもイベント情報やグルメ情報など身近な情報を音訳・点訳してほしいと
いうものが多かった。そして、ボランティア側からも、「視覚に障害のある方は
旅行ができないので、私たちが出かけた先の旅行記などをテープに吹き込んで
“あげる”と“感謝してもらえる”んですよ。」
 唖然。

 一方、視覚障害者も、自立支援法の地域格差のことで分科会はたいへんな盛り
上がり。社会参加という名のもと、カラオケや飲み歩き・食べ歩きなどに友達感
覚でガイドヘルパーを使う。人もいる。(ぐらいの表現にしておこうっと)
 最近は、地元でも一人歩きをしていると、「なぜガイドヘルパーを使わな
いの?」といわれてしまう。(違うんじゃないの?それ)
 とある視覚障害者が、料理教室に参加するのに、「ガイドヘルパーを連れて行
ったほうが、浮いちゃわなくて良いですよ。」(ちょっと、あんた、白杖なくて
も一人で歩けるじゃない。確かに視覚障害はあるけど、違うんじゃない?それ)

 極めつけは、もう80を迎えようとしている超ベテラン点訳者の「私たちのグル
ープは図書館に納める図書の点訳をのみしています。地元のユーザーのニーズな
ど考えたこともありません。実際、ウチが一番たくさん納めているはずですよ。」
 そうだっけ?違うと思うけど。

 でも、分科会の報告として、自立支援法で地域格差があるけど、ボランティア
も地域格差のないように情報を交換しあって、よりよいサービスを目指したい。
というコメントにやっとほっとした桃レンジャーなのでした。