桃レンジャーのデンジャラスな日々

桃レンジャーのデンジャラスな日々

 桃レンジャー参上!彼女の必須アイテムは、白杖、オレンジ色の遮光メガネ、そしてシーズンごとにおニューになる個性的な帽子。思ったことしか口に出せない桃レンジャーは、いろいろなトコロにぶつかってばかりのデンジャラスな日々を送っているのである。

Amebaでブログを始めよう!
 とうとう、一週間、出ずっぱり!
 きょうは、バスで40分のU市の市役所回り。

 中途視覚障害者の復職を考える会(通称:タートルの会)が企画編集した、
「視覚障害者の雇用継続支援実用マニュアル」の冊子を配布することが目的。

 午前中に電話で、人事担当の方と、障害福祉課担当の方とお話がしたいと伝え
ておいた。
 10分近くしゃべっただろうか?
 特に人事課課長の方の反応がない。いや、顔には出ているのかもしれないが、
ほとんどしゃべられなかったためめちゃくちゃ不安になった。
 きっと市役所職員の中には、人数的に言って、一人や二人は、白内障だとか緑
内障だとか、もしかしたら網膜色素変性症の人だっているかもしれない。
 人事課では、本人があまり公表したがらないだろうだけに、現状の把握ができ
てないのだろう…と、福祉課の女性が後でお話してくれた。
 この方は、手話通訳の関係で、福祉課にいらっしゃるらしいが、障害者対象の
ジョブコーチの方にも紹介してくださった。

 後は、福祉課で、視覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業、日常生活用具の中
でも情報・通信支援用具についてなど、話をして帰った。

 U市は、高校時代をすごした場所のため、ある程度土地勘があるとはいうもの
の、点字ブロックが整備されているため、比較的歩きやすかった。

 来襲から、縁もゆかりもない他市を訪問予定!
 私はガイドヘルパーは使わず、単独で白杖歩行をしている。
 が、きょう、ちょっとお手伝いをお願いした人と歩いていると、その方に対し
て道ゆく人が、「お疲れさまやね。(ごくろうさまやねだったかも?)」と声を
かけられていた。
 もちろん、私は感謝もしているけれど、なんか違う…と思ってしまう。
 きっと一緒に歩いてくれていた人も「なんか違うんだけどなぁ」と、思ってく
れていると信じている。

 それにしても、秋口のこの季節、日差しが夏よりまぶしいといつも感じる。
 オレンジ色のレンズをもう少し濃い色にしようと思い、遮光眼鏡を申請するた
め市役所に電話をした。
 オペレーターの女性は、どこぞのおばちゃんかと思うような、全く交換手らし
くない声と話し方で、障害福祉課へつないでくれた。
 用件が終わると、相手はガチャ!と耳が痛くなるような音をさせて、電話を切
られた。
 なんだかなぁ。
 明日もお出かけ、もしかしたらあさってもお出かけ…かもしれないのに、きょ
うもお出かけ。
 午前中は、朗読のプライベートサービスを受けた。

 内容にもよるが、私の求めていることは、紙に書いてある文字を、自分が目で
読んでいたときのように、ななめ読みして、読みたいところをじっくり読む。そ
して、それを必要に応じて、まとめる。ということ。
 だから、アナウンサーのような読み方を求めているわけではけっしてない。

 きょう、対面朗読してくださったボランティアの方は、この私の要望に的確に
対応してくださった。

 朗読ボランティアの方をつかまえて、「音訳してもらったので良いのです。」
というのは、もしかしたら失礼だったのかもしれないし、こんな使い方をプライ
ベートサービスで使って良いかどうかよくわからなかったのだけど、ほぼ私の思
い通りにサポートしていただき、助かった。

 先日の、静岡、大阪で山ほど持ち帰った紙の資料を、透明ファイルに整理して
入れる。それには、ファイルごとにアイタッチシールを貼った。そのシールは、
アイタッチトークというものでタッチすると、あらかじめ録音した内容が再生さ
れる。
 これで、「この紙何だっけ?」と何度も同じことを聞いて家族にいやがられな
くなる。
 そして、詳しい内容を把握しておきたいものに関しては、ICレコーダーに録
音した。
 また、いただいた名刺に関しても、カードホルダーで同様に処理してもらった。

 午後からは、盛り上がったボタン、点字表記、音声ガイドのあるというサンヨ
ーのIH(ビルトインタイプ)のショールームに行った。
 今度、実際に使える機会もあるそうなので、是非、出かけてみたい。
 在住の市の中心まで出るのに、ほとんどタクシーを利用する。
 バスもあるし、JRもないではないが、便がすこぶる悪い。
 しかも、バス停、最寄駅までは15分から20分。誘導ブロックのない微妙な曲線
の道路を歩かねばならない。途中、押しボタン式の信号と、音声のない交通量の
多い国道を横断もしなければならない。ここは三叉路になっている。
 道路に誘導ブロックもないが、横断歩道のところにブロックもない。
 全体に霧のかかったような状態で、見えている視野は98%欠損している。
 全く見えてないわけではないが、白杖をつきながら、まわりの雰囲気で、進む
べき道や角、横断位置を判断する。
 正直、光も感じなくなったときに、私はこの道は歩けないと思う。
 きょう、遠方から友人がバスに乗ってわが町に来てくれた。私も最寄のバス停
から合流するために久しぶりにバス停までの道を歩いた。
 以前は、田んぼの中の道だったのが、最近、ダイソー、ドラッグストア、コン
ビニ、ヤマダ電器、DIYの店など次々に道沿いにでき、便利になる半面、ます
ます一人歩きが怖くなっている。
 帰りは、挫折してタクシーを利用してしまった。田舎の道はいやだなぁ!
 誘導ブロック、音声信号について、要望をしよう…かな。
 先週、静岡に出かけたときに、イベント会場でマニュキュアを塗ってもらった。
 まずは爪の形をやすりで整えて、きれいに拭いて、下地を塗って、次にラメ入
りのものを塗って、最後にコーティング。
 下地の色やら、ラメの色やら希望を聞かれたので、めだたないようにおとなし
い感じで…とお願いして、あとはおまかせ!
 たしか下地がピンクで、ラメがシルバーだったと思うけど、見えている人にど
んなに映っているのかが不安で、会う人ごとに「どんな?」って聞いていたこの
一週間。
 反応はだいたいにおいて、「きれいに塗ってもらってる。」だったが、自分で
確認できないとやはり不安。
 やたら爪だけめだっていたような気がする。
 サランラップを使うと、爪がぴちゃってひっつくし。
 だいたいまだバリバリに見えていた若いときにも、なんか爪が息苦しいような
気がしてマニュキュアは塗らなかったのに、なんでまたしてもらったのやら?
 高校生の頃、リップクリームは色付きのものは禁止されていた。
 家庭科のカバゴンとい先生が、「あぁたらの唇は若くてきれいな色なんですか
ら、そんな色付きのものをぬらんでもええの!わたしらみたいに年取ったら、顔
色も唇の色もわるうなるから、そうなったころ考えなさい!」と一括されていた。
 あのときの先生より、きっと今の私の方が年を重ねたのだろうなぁ。
 幸か不幸か、自分の顔色も、唇の色も、爪の色もわからない。それだけに、気
にしはじめると、気になる。
 ま、それも長続きはしないだろうけど。
 やらねばならないことが山積しているのに、なぜかやる気にならない。
 「やらねば」だけじゃなく、「やりたい」ことも中に含まれているのに、この
倦怠感は何だろう?

 自分がしなくても、誰かがやるのなら、いっか…って思ってみたり、いやいや、
これは何がなんでもワタシがやりたい!と思ってみたり。

 何様のつもりでしょうかぁ!(爆笑)
 そういえば、以前、私はナニモノで、ドコへ向かいたいのだろう?って思って
いたことがあったっけ。

 視覚に障害があるけれど、「障害者」とは思われたくなくて、でも、赤い手帳
を持つ前の私にも戻れなくて。「ナカマ」同士の傷をなめあうようなことだけは
絶対にしたくなくて。思ってもない美辞麗句を並べて「励ましあい」ごっこをし
ている私よりもう少し上の年齢の方には、嫌悪感しかない。あ、そういえば、こ
ういうのって女性がほどんどのような?

 という私も、あと10年もすれば、その人たちと同じところにいるのかも。

 きょうの一冊は、桐野 夏生の「光源」
 光をまぶしいと感じるようになって、遮光眼鏡をするようになった。
 外出時には、帽子をかぶるようにもなった。
 遮光眼鏡のことは、別の機会にして、帽子のことをきょうは書いてみたい。

 私の母は、全国展開の某洋裁学校を開いていた。自宅の2Fはたくさんのミシ
ンやマネキンが並び、毎日、きれいなおねえさんたちが通ってきていた。
 母もおしゃれな人だったと思う。皇族の女性が身につけられているような帽子
をかぶった写真がある。(ちなみにまだ母は健在。ただ、あのころのおもかげは
ない。)

 私の父は、某有名化粧品のチェーン店を祖母と一緒に商っていた。
 マニュキュアやリップスティックのサンプルが並んでいたり、ポスターが届く
とウィンドウのディスプレイもその都度変わっていたりした。
 父は、頭頂部が若ハゲで、前髪を伸ばし、オールバックにして隠していたが、
ベレー帽を室内でもかぶっていたのをおぼえている。

 そんな両親のもと、私も小さい頃はよく帽子をかぶっていた。
 ほとんどがハット型で、黒っぽいリボンなんかが巻いてあったりして、花がつ
けていたりした。ピンクのベレー帽もあった。あとは夏の麦藁帽子。

 中学・高校とセーラー服だったので、そのまま帽子とはしばらくの間縁が切れ
ていたが、今、また帽子は私にとってなくてはならないものになった。
 シーズンごとに最低でも2つは買うのではないだろうか?
 よほど、気に入ったものが見つかれば、1つですむこともあるが…

 靴でおしゃれができない分、帽子ぐらいいいじゃない!と、誰も言ってくれな
いので自分で自分に言ったりして…
 でも、安くて、それでいて自分の気に入るものってなかなか見つからないのが
悩みの種。実は先日のグレーとピンクの帽子もプレゼントしてもらったのだが、
イマイチ、洋服があわせにくい気がして、最近、また違う帽子を求めているわた
しなのである。
F1000005.jpg
 今週は、珍しく?超多忙!
 きょうも、きのうに引き続き、メールから写真を添付しての投稿。
 昨日は、携帯からだけど、きょうはパソコンのメールから。しかも2枚。
 写真もぼけてるかも?
 「私の好きな色は水色。」と、先天盲の知人に言われ、どうやって色を認識す
るのだろう?と思ったことがある。
 なんのことはない彼女は、歌詞の中に出てくる「水色」のイメージがすきなの
だということだった。
 先日、中途の視覚障害者の友人と、色の話をしていた。
 赤と白を混ぜると… ピンク。
 青と白を混ぜると… 水色。
 赤と黄色を混ぜると… オレンジ。
 青と黄色を混ぜると… 緑。
 赤と黒を混ぜると… 赤紫。
 青と黒を混ぜると… 青紫。
 絵の具を白いパレットに少しずつ混ぜて、いろいろな色を作り出す。
 でも、今、思うとそれをしていた子供の頃の色も、正確に自分の思う色だった
かどうか自信がない。
 淡い色からどんどんわからなくなり、今は、色の濃淡の違いしかわからなくな
ってきている。
 洋服も、しだいにモノトーンのものが増えてきている。自分の思った色と実際
の色の違い、色あわせの難しさに自信がないからである。
 なのに、先日購入した帽子は、グレーがベースだが、ツバの部分にピンクのラ
インが入っている。
 今までに購入した帽子は、夏は黒。冬はベージュが多かった。
 なのに、なぜグレー。学童帽子の定番の色が黄色だが、高齢者の男性のハット
も、グレーが定番だったような?
 めちゃくちゃ色あわせが難しそうな気がしてきて、ちょっと心配になっている。

 きょうの読書…桐野 夏生(きりの なつお)
「ファイヤーボールブルース」と「ファイヤーボールブルース2」
 桃レンジャーだからというわけではないが、私は昔からピンクが好きだった。
 花嫁衣裳に、白無垢ではなく、淡い、ピンクを選んでしまった。真っ白より暖
かい感じがしたし、その頃から人とは違ったことがしたかっただけかもしれない
が。
 あの頃は、今よりはるかに色白だったので、ピンクを身に着けても似合ってい
たかもしれないが、最近はあまり身に着けなくなった。
 でも、好きな色の一つである。
 ピンクの次に、いや最近はピンクより好きな色がオレンジである。

 地元の放送局から、毎週末に、ホロスコープ占いがメールで届く。
 内容は、一週間の運勢のパーセンテージと、健康運・愛情運・金銭運・仕事運、
それにちょっとしたコメントとラッキーアイテム、ラッキーカラーである。
 このラッキーカラー、なんとなくピンクとオレンジが多いような気がして、そ
うなるとどうしても確認せずにはいられなくなり、ゴミ箱に振り分けられていた
メールを拾い出してみた。

 ピンクがダントツ一位で20週。
 オレンジが、二位で8週。
 ホワイト・パープル・レッドが、それぞれ4週ずつで3位。
 ブラウンが、3週。
 イエロー・ベージュ・オフホワイト・が、それぞれ2週
 ゴールドが1週。

 予想通りというのも驚いたが、何より、ゴミ箱に約1年分のメールが捨てられ
ずに残っていたのに、もっと驚いた。いや、その都度、不要なメールはゴミ箱に
入れずに削除しているので、ゴミ箱には振り分けられたメールが残っていただけ
なのだけれど…
 「なんとなく」が、きちんと数字で証明できたし、ゴミ箱も片付いてすっきり!

 きょうは二冊で、金城 一紀(かねしろ かずき)「レボリューションNo.
3」と、「対話編」