ごきげんよう。
最近ブログでご縁が繋がったお友達と、今朝、宝塚の話題になりました。
それで、思い出したことがあります。
まだ携帯電話の〝け〟の字もない頃のことです。(笑)
東京、日比谷にある帝国ホテル近くの映画館に、映画を観に行った時のこと。
最終の上映を観て表に出たら、近くの宝塚劇場のまわりに大勢の人達が行列を作っていました。
私と友人はそのまま通り過ぎようとしましたが、友人が
『パンフレットを買ってくるから、ここで待ってて』と映画館に戻りました。
待っている間、その行列を何気なく見ていたら、並んでいるのは宝塚ファンの皆さんで、他に通行する人達のジャマにならないように、きちんと配慮されていました。
いわゆる〝出待ち〟をしていたようで、それぞれご贔屓のタカラジェンヌが出ていらっしゃると、
『○○さ~ん、お疲れ様でした~』と声をかけ、その方がお車に乗り込み、その姿が見えなくなると、他の方々に前列を譲るのです。
その一連の流れがとてもスムーズで、見ていて気持ちが良かったです。
〝ご贔屓のスターが恥をかかないように〟という、強い意識をお持ちなのでしょう。
今でもその時の光景は、ハッキリ覚えています。