病状を引き起こすコロナウイルスはもともと4種類あったんだそうですが、今回のコロナウイルスで5番目になるようです。
わかってきた特徴として、
・呼吸器系に居着いて病状を引き起こすウイルスである
・異物(ウイルスや細菌)が体内に侵入してきた時点での免疫反応を抑制するような特性を持つ
→2種類の特異なタンパク質を持つことで、免疫系ホルモン(インターフェロン)の分泌を抑える
→インターフェロンが抑えられることでキラーT細胞の産生が遅れる
→その間にウイルスが激増、対処するために免疫系の急激な反応(サイトカインストーム=急激な炎症反応)が起こり、それが肺なら肺炎が悪化し呼吸困難になる
・高齢者が重症化しやすく、若年層が比較的に軽症で済む理由として、
→呼吸器系に居着いて増殖するウイルスであるので、高齢者は口腔内が乾燥しやすいこと、睡眠中などに誤嚥が生じやすいことで、鼻腔の粘膜で感染し増殖したウイルスがそのまま呼気と一緒に肺に取り込まれやすい
→若年層は口腔内の乾燥が起こりにくいので、肺に届くまえに喉の痛みなどの症状が出て(=喉の辺りの感染で免疫系が働いて)済む。または胃に流れこむことでウイルスが死滅する
対策としては、お茶をこまめに飲むことで口腔や喉の乾燥を防ぎながら同時に胃へ流し込んでしまうという、インフルエンザへの対策が有効のようですね。
空気感染が主な経路なので、接触自体はあまり気にしなくて済むようです。
テレビで自称専門家が言うには、
「ウイルスが付いた手で目や口元を触ると感染する」
・・・そうですが、コロナウイルスは接触感染するウイルスじゃないことは確か。
とはいえ感染者の吐いた痰や唾をまともに触った手指で目を擦ったり鼻の奥に差し込んだりすれば感染も有り得るそうですがw
なので、いちばん大切なことは「換気」なんだそうです。
感染者が出す呼気が滞留すればするほど、吸い込むリスクが増大するのは自明の理。
出さない吸わないの意味ではマスクも効果的ですね。
屋外では気にしなくても済むレベルなんでしょうが、例えばバーベキューコンロをみんなで囲んで顔を突き合わせたりしてれば、マスクもずらしてたりでしょうし、感染リスクは高くなるのも尤もな話です。
つまり、風通しをよくするのが一番です。
あとは、呼吸を小さめにするかなぁ。🤔
ワクチンは出回り始めましたし、治療薬ができてくればもう、ただの風邪になっていくんでしょう。
いましばらくの辛抱か。