先日の岩国は海自の航空イベント。
今回は空自のイベントです。
会場になる浜松基地について触れておきたいと思います。

航空自衛隊浜松基地では、T-4中等練習機を用いて航空機の基本操縦訓練をやってます。
他に高射教導群といって、空自の地対空ミサイルの運用教育をやる部隊もいます。
T-4中等練習機

地対空誘導弾ペトリオット発射機

11式短距離地対空誘導弾

81式短距離地対空誘導弾

そして警戒航空隊。
E-2C早期警戒機とE-767早期警戒管制機を主軸にした、地上の防空監視レーダーの盲点をカバーする部隊です。
この部隊の創設には、1976年9月のMiG-25函館空港強行着陸事件が影響してます。
(詳しくはベレンコ中尉亡命事件参照)
E-2C 早期警戒機(手前)とE-767 早期警戒管制機

2014年4月、あらたに三沢基地(青森)と那覇基地(沖縄)にも飛行警戒航空隊を新編。
尖閣諸島を含む南西方面についても粛々と対処を進めているようです。
さて。
浜松基地では上に書いたように、T-4、E-2C、E-767が中心です。
が、イベントなどでは他の機体を借りて来て地上展示したり、他基地所属機が招かれて飛行展示したりといろいろ賑やかになります。
陸自や海自の機体や車輛なども展示されたりします。
日頃、間近に見ることもないですから、こういう機会に見ておくのもいいですね。
我々の財産でもありますから。
