江戸 向島散策
三囲神社【みめぐりじんじゃ】三井グループに所縁あるみたいですが、元々は関係なく、井の字が入っていることと、三井からすれば鬼門の方角にあったことで、守護社にしたようです。

実際、三囲のかこいの井の字は、韋です。
祭神は、宇迦之御魂之命。
お稲荷さまですね。


少しタレ目のお狐さん。
穏やかなお姿で。


この三柱鳥居は、三井邸にあったものを移設したんだそう。

原型は京都太秦の木嶋神社のものですって。
あと、ライオン像も置かれてます。
三越にあるのと同じだとか。
ワタクシ、こういうのはキライです。

さて、この三囲神社、ある小説に登場します。
話の主人公・別所彦四郎はこの三囲神社の評判は聞いていて、とある祠に『三巡神社』の文字を見つけます。
そこで願掛けをするわけですが・・・。
赤川次郎作 『憑神』
面白いですよ~


