
食品添加物シリーズが途絶えています。
書いているうちにやりきれなくなったので、ほったらかしてましたー。

で、いまは『糖質制限』について、かる~く触っています。

糖質の摂取を制限して、血糖コントロールしましょ、ということです。
=ダイエットという向きもありますが、結果的にはそうなるだけで、実のところは理に適うことでもあります。
古来、人間は糖分を直接摂ることは少なく、炭水化物と脂質からエネルギーを得ていたわけで。
炭水化物=糖質は分解されてブドウ糖とグリコーゲン(ブドウ糖の集合体)に。
脂質はケトン体(脂肪酸が細かくなったもの)と脂肪酸に。
このうち、エネルギーとして使われるのがブドウ糖とケトン体、脂肪酸です。
つまり、糖質由来のものと脂質由来のものと2通りあるんですね。
なので、糖質の摂取制限をすると、脂質が減るっちゅうことです。
精糖業界は言います。
『糖質(ブドウ糖)は脳の唯一の栄養素です!』(だから砂糖をガンガン摂りましょう!)
ですが、ケトン体だってブドウ糖と同じく脳のエネルギー源として機能するんだそうです。
その他の細胞なら脂肪酸もエネルギー源になります。
ただし、赤血球だけはミトコンドリアがないので、ブドウ糖でないと困るんですと。
そのため糖質が不足した場合は、体脂肪が分解されるときにできる『グリセロール』と、筋肉などでブドウ糖が使われたあとにできる『乳酸』と、タンパク質を構成する『アミノ酸の一部』を材料にして、肝臓でブドウ糖がつくられます。

これを『糖新生』といいます。
どこまでもうまく機能しているんですね、人のカラダは。

どうです

糖分なんて、要らんですよね~

次は糖質を摂りすぎたらどうなるのかを書きます。
とりあえず、糖尿病にはなるよねーー。
