発生30分前に通ったばかりの場所だ。
駅構内のエスカレーター下倉庫が火元で、幸いにしてその1室だけで済んだようだ。
清掃業者が用具やゴミなどを集積していたところだそうだが、当然、火気があってはならない場所。
検証を待たねばならないが、『持ち込まれた火気』が原因であれば、業者の過失は大きすぎる。
地下街には人が溢れる。
寒い時期、暑い時期、雨などで人の流入量は増える。
さらに通勤時間帯などは人のアタマしか見えないほどになる。
ひとたびパニックが起これば、そのリスクは数えきれない。
さて。
ワタクシ、日常に潜むリスクは、実は個々のアタマの中にあると、常々思っている。
管理者が安全に配慮するのは当たり前。
だが、個人個人が安全に留意することを怠れば、すべての安全装置は機能を失う。
結果、大勢に被害が及ぶことになる。
今回、小火とも言えるくらいの出火だったようだが、大阪市交通局、消防局、警察、地下街連絡協議会等の火災時緊急対応はうまく機能したのではないかと思う。
避難誘導にあたった地下鉄職員2名が煙を吸って搬送されたほかに、けが人の報告が無い(らしい)のが、すばらしい。
ニュース映像では、阪神百貨店に並ぶババアは『開店が遅れるんやて~』と文句言うてましたけどね。
質流れ品大放出祭の初日だけに、そっちは混乱したやろなぁ。
