[満足度]
9

[状況]
平日11時8分、行列なし

[コメント]
2024年11月に、あの丿貫が東京駅近辺にオープンしたとの話を聞いたので早速訪問しました。
 
場所は東京駅八重洲口から日本橋口に出て徒歩1分の常盤橋タワーB1。通路と店内の間に仕切りがないオープンな店舗で客席はコの字カウンター席と奥にテーブルがあります。

 

 

平日の11時過ぎに訪問すると、タイミングがよかったようで行列はなく5割程度の入りだったのですぐに着席。

券売機はなく口頭注文なので、店員さんに煮干蕎麦(1000円)を注文。あとで煮干バーニャカウダのあえ玉(450円)も追加でお願いをしました。


すぐに着丼、まずはスープ。

 

 

 

灰色がかったいわゆるセメント系のスープは濃度の高い煮干しでさらりとしていますが、エグミも含んだビターな旨味がガッツリと広がります。塩味がおさえられて煮干感がしっかり感じられ、さすが丿貫といった感じ。

麺は中細ストレート。

 

 

加水率が低めでパツパツでハリとコシがありこのスープにはこれといった麺。茹で加減は固めで、強いコシと歯応えを有している。

具は、シンプルにざく切りの玉ねぎとスライスチャーシュー。肩ロースのチャーシューはスライサーで薄くカットされていてモリモリとした食感。

 

 

刻みタマネギがシャリシャリと爽やかさを加えてくれる。

麺を7割程度食べたところで口頭で和え玉を注文。

 

 

煮干バーニャカウダのあえ玉というのは期待が高まりますが、麺の上にたっぷりの煮干しペーストがのっているので麺としっかりからめて食べるとちょうどいい感じの煮干しが味わえ、さらに残ったスープに付けて食べるとますます旨し。

完食してごちそうさま。気が付くと店内は満席で通路型には数人の待ち行列ができていました。本当に丿貫の味を東京でいただけるのはありがたい。

[場所と最寄り駅]    
東京都千代田区大手町2-6-4 
三越前駅