毎日、仕事上の必要性あって街のことばかり考えているつもりでいたのに、
いざ意見を問われると思ったよりも語れない自分がいました。
自ら驚きそしてがっかりしました。
前はこんな状況がすごくアドレナリンが出て
色々話すことができたはずなのに。
昨日は、東京で尊敬すべき先輩であり勝手に我がメンターと慕う方でもある方と4時間に渡りお話する時間がありました。
特にアドバイスを受けたり指摘されたりしたわけではないのですが、
フランクに話しているうちに気づいた。
先日の違和感の正体に。
自分の立場と精神バランスを悪化させないために、
いつのまにか失くしていた何かがある。
例えばストレートに思ったことを言うこと。
例えば逆の立場にいることを想定する力。
例えば自分を更なる高みへ到達させようとする気概。負けず嫌いなところ。
例えば(カタカナや漢字に寄りがちな)自分なりの言語表現。
色々失ってた。
前はもっと考えずにしゃべれていた。
歳を重ねて丸くなる、そして立場が人を作るというのはこういうことなのかもしれないけど、
なんか失ったものの方が大きいような気がする。
それなりにやるべきことが多くてプレッシャーもあって悩ましいことが多い毎日のはずなのに、ストレスを感じないのはおかしいと思っていた。
知らない間に、ストレスを生み出す思考回路から逃れ、
ストレスを生み出さない言葉を選び、
ストレス感じない人たちの中にいることを選んでいた。
それでいて、
もし失ったものを取り戻したとしても、
今の自分なら自分が置かれている現状とうまく折り合いをつけられそうな気がする。
若かっただけで何にでも噛みついていた頃と違って。
少ないながらも経験がある。
不慣れな仕事や立場にあっても必死に頑張ってくれている社員さんが沢山いる。
社員さんたちを信じて、
僕は会社を大きくするために自分の器を大きくしていくことに努めよう。