昨日も満員の劇場




昨日の

オデットとオディールはソリストのお二人

主役の男性を含めて3人ともかなりの長身なので

迫力もありました


同じ演目をキャスト違いで見ること

そう多くはないけれど

すごく楽しいし、何よりも勉強になる


一つの手の仕草もダンサーによって

シンプルに表現されたり、大げさだったり

親しみやすい感じだったり、物憂げだったり


もちろん振り付け家の意図を汲んでいるので、

基本は同じはずなんだけれども

やっぱり全然違います

それぞれの良さも違うので、きっとファンも

それぞれにいるのだと思う


ダンサーは演技がかなり大事で

生徒たちに生かすにはどう伝えればよいか…

いろいろな公演を見せたいって思います


踊っていない時の演技力も素晴らしい

演技の足し引きの加減など、役者さんと一緒

actingのクラス、必要かなとホンキで考えてしまう


顔の表情、首の傾け方、

一歩だす足も、オデットとオディールではちがう

ワルツの人は優雅に軽やかに

スペインなどは強く激しく


こちらのお客様は本当に温かくシビア

本当によいと思うものには惜しみなく、全力で拍手をしてくれます

拍手のあり方でダンサーたちも自分の評価が

見えてしまう


KIKIはパドトロワ、ビッグスワン、ナポリ、と全幕頑張ってましたウインク

経験は人を大きく変える!

前とは迫力が全然違う…グッド!


普段習っているバレエ

基礎は地味であってもよいけど


舞台では踊りで表現する!

この楽しさを教えたいなぁ

まずはアリス!!

とつくづく思って帰りました


私の中でまた1つスイッチが入りましたハートのバルーン