こんにちはウインク


お読みくださり、ありがとうございます!




前に、

タートルトークに遊びに行ったときのこと。


手をあげてないけれど、

クラッシュに当てられてしまった

自閉症のある息子。




手をあげて質問するバージョンもあるけれど。


まずは、

指名してくるクラッシュ。






見た目じゃーわからない。

いたって普通の、

ザ、ぽっちゃり男子。



境界知能だし。

本格的にしゃべらないと、

少しの間、彼と触れないと、

分からない。





母の内心。


(やばいよ。ガーン クラッシュアセアセアセアセ

他にもいるじゃーん。

小さくても喋れそうな子たくさん。

なぜにうちなのさ〜

うそやろ〜ガーン)





そもそも、

遊びに行っている時点で、

前の方の、

当てられそうな位置に座っている時点で、

一応、覚悟はしなきゃいけないえー


(当てて欲しい方、コツあります。

のちにつづりたいです流れ星)



でも、まさか、まさか

指名されるとは

思わんアセアセ




本当は、嬉しさ半分。

ドキドキ半分の母びっくり



さぁ、どうする。

息子よ。




隣りの息子の顔を、覗き込むキョロキョロ


どんな表情と言ったらいいのやら。。。



え。えっ?

どうしよ。

オレだよね!?


なんとも言えない表情である。


目を合わせるも

あえて、

何も声をかけない母。

にっこり微笑みかける。だけ。 

(ごめんよ)




キャストさんと、

クラッシュに任せてみる。

(すみません)






会話が始まる 〜



クラッシュ

「名前はなんて言うんだぃ?」


「どこからきたの?」


「誰に連れてきてもらったんだぃ?」




息子は

なかなかの低音ボイスで、

恥ずかしながらも

淡々と応えられる。



ほー

やるようになったものだ。

想像をこえたキラキラ



たぶん、

周りのゲストの方々からすると、

しっかりした子だな〜

と勘違いされたであろう。


反響で分かった。



すみません。

違います。






クラッシュが続ける 〜


「そうかー

連れて来てもらったのは、パパなんだね」



「そのパパは、どこいるんだい?」




息子、

しばしの沈黙。





「しごと。」  




その、ひとこと。


当たってる。

ここにはいない。

ディズニーにはいない。





その場は

大爆笑。

と失笑。すこし。





この日は特別な日だった。

パパに、

車で、送るだけしてもらってた。

家族をディズニーに送るだけして、

バイバイ。なんとも言えない。

でも事実だった。





クラッシュも、

なんとも言えないという表情。



まさか、いないとは思わないよね。

自分のような者が隣りにいるし。

娘もいるし。明らかに家族連れ。






クラッシュ

「なんか 人間の世界もたいへんなんだな〜〜」





爆笑の嵐である。




そうです。

いろいろあるんですえー

海の世界も大変だろうけどね!ハッ





息子よ。

みんなが笑ったのは、

ちゃんと答えられなかったんじゃないんだよ。



表情をみて、母はすぐ分かった。

やっちまった。

という顔。


ううん。違う。

正しく、ちゃっと応えられた。

すごいぜ!!チュー




出たあと、

めちゃくちゃ褒めました。



今まで恥ずかしくて無関心。

そんなこと、できなかった。

無理!無理!の連発。

考えることさえ、なかった。



(母は正直、最近のあなたをみて、

いけるんじゃないかと思って、

見守るだけにしてたんよ。愛)




周りが笑った意味。

まだ難しいけど。

あなたのことをバカにするような、

笑いものにして、

そんなんで笑ったのではない!


というようなこと。


発達障害の息子は、

場の空気、察知力というのは苦手。


本当に少しずつ

自分がどんなやつなのか、

わかってきた。


空気を読むことはできない。

だから、いろいろな経験をふんで、

場数をふんで、

実践で学んでいく。


母の手は、もう最終兵器。

数年前とは違う。


失敗も必要。

普通以上に必要。


字を読んで、

目で見て、

それだけじゃ身につかない。



ディズニーは、

子供たちにとって特別な場所星

行けると知ったときの喜びかたは、

ほかと違う。


そういう場所での経験は吸収がすごい。


帰ってきてから、

しばらく言っていた。

自慢気に。


「オレ話したよな」


よく頑張ったね。

勇気だせてすごかったよ。





お読みくださりありがとうございました!