日々僕の家はそう大きくはない。先ほど通り、広げた布団でいっぱいになる小さな6畳の家だ。 衣装ケースの上に、サイコロみたいなテレビがあって、その前にガラスの小さなテーブルと唯一買ってもらったコンビカーをベビー椅子の代わりにしてご飯を食べた。 いつものメニュー、牛乳、ホットケーキ、バナナが目の前に置かれる。 小さな僕は、それをいつもおいしそうに食べたという。 たまに、ホットケーキにオレンジ色のシロップがかかっていた。 母はそれを、いつも目を細めて微笑みながらずっと見ているのが好きだった。