連日忙しくしていた息子と、
仕事でちょっと落ち込み気味だった私。
友達に教えてもらった
『まともじゃないのは君も一緒』
ラブストーリーは
今の気分じゃないのよ
と思いつつも
セリフのテンポの良さに引き込まれて
観てみたら
二人でめちゃ笑った。
コメディ?
ラブストーリー?
こういうジャンルを
息子と一緒に観るのは
初めてかも。
なんかへんな感じ。
漫画が原作かと思ったら
『そこのみにて光輝く』
『さよなら渓谷』を書いた
高田亮さんて方の脚本なのですね。
それを知ったら、
いつ不穏な展開になるのか
ドキドキしました。
リアルさ
あやうさを
におわせながらも
厭らしさをあえて描かないで
最後まで
笑いながら観られました。
このポスターや
公式サイトでは
恋愛要素が前面。
確かに
恋愛映画だったけど、
恋愛は主題ではなかったように思います。
私にはそれがよかった。
演技派の成田凌さんが演じる
純粋数学を学んだ
予備校講師の大野が
いい味出してました。
豊かな内面の持ち主だけど
普段の世間話では
相手とうまくかみ合わなくて
人は去っていく。
友達もいない。
その理由が
自分ではわからなく
人知れず悩んでいる。
ずっと孤独に生きていくのではないかと。
清原果耶さんが演じる香住、
恋愛に長けてる風にして
本気で好きになったことのない
女子高生、は、
ありがち設定だけど
香住の表情のコミカルさや
歯に衣きせないセリフ
行動力が
それを忘れさせてくれました。
いやぁ、
二人の演技が息が合っていて
いつまでも見ていたくなる。
他の人が演じて
ここまで面白くなれたのかな。
キャスティングの妙でした。
↓本編のワンシーン、
この抜き出しだと
面白さが伝わりにくいかもしれないけど
脚本とセリフ回しが絶妙で
息子とめっちゃ笑った
この社会での
普通の生き方って何だろう
自然の調和にからめて
先生が語ることばが
心に響きました。
女子高生グループの描き方は
香住との対比とはいえ
ステレオタイプで
よくわかってないな〜
て思ったけれど
小泉孝太郎演じる胡散臭い実業家
その婚約者
の「普通」の生き方も、
主人公二人の「まともじゃない」生き方も、
誰しもそれらの要素を
割合は違っても
併せ持って生きている。
自分が何を大切にして生きてるのか。
その気持ちに素直でいい。
理想でなくても
打算があっても
自分が納得して生きているなら
その道でいい。
そんなふうに
肯定されている気がしました。
最後まで
先生のセリフや
二人の掛け合いに
クスクス
ゲラゲラ
笑って
あたたかい気持ちになれましたよ。
蝉の鳴き声と、
鈴虫やコオロギの鳴き声が
混じる季節ですね。
夏がどんどん遠くなる。
恋しいな、夏。
最近購入した本の中から。
先生が何気なく紹介されていたとのことで
息子が次に読む予定の本。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』
対照的だけど
ひとつづきの世界ですね。
中秋の名月。
月を眺めながら
お団子食べました。
もう、秋、ですね・・・。







