前記事の続きです。
Yさん(60代)にメールをして事情を聞いたのはいいんだけど、Yさんがご主人(70代前半)のことで私に謝罪することに申し訳ない気持ちになりました。
私も認知症の舅(2021年他界)が出かけた先で迷惑をかけた話をご近所さんから聞くと「すみません」と謝ることしかできなかった…。自分では舅をどうすることもできなかったから、謝るしか術がなかったんですよね。
だからYさんが謝る気持ちはすごくよくわかる。それしかできないから…でも私はYさんの心労がよくわかるから、謝罪を聞くと胸が痛む。
今までもYさんのご主人にはいろんなことを言われてきた。でも私の中でスルーできたし、そんなことがあったとYさんに言えばYさんの負担になることはわかっているのでイチイチ言わない。
私って冷たい人に対してはすごく冷たいんですよ~(苦笑)
Yさんのご主人には本当に冷たい対応なので、そうしてしまった自分に対して反省する時もあるぐらい…
だから、たまーに近所の姐御に吐露するんです。姐御もYさんと仲が良いし、Yさんのご主人のこともわかっているので。姐御に聞いてもらって、私の気持ちをスッキリさせてもらっています。
今回も吐露をしました。
姐御:
あの嵐の中、ミーさんの家に行ったの!?それは怖いわ。ちゃんと対応したんだからぜんぜん冷たくないと思うよ。△さん(95歳で亡くなった)のお葬式の事とかが気になっていたのかもね。
Yさんの心労は大変なものだろうね。これまで通り、話を聞く機会を作ることくらいしか思いつかないけど。
Yさんのご主人、だんだんと状態がひどくなってきたかも。
Yさんもご主人を病院に連れて行ったことはあるらしい。地域交流会にも本人だけ行かせたこともあるのよ。
アルコール依存症だけじゃなくて、やっぱり認知症が入っているのかな。また病院に連れて行って、診断してもらえば介護サービスにつなげることができるかしらね?
身体が元気だから、無理やり病院に連れて行ったりできないし、大変だね。
ミーさんは経験者だから、Yさんに良いアドバイスができるかも。
うん…そうなんだよね。
Yさんのご主人、ここ最近はひどくなってきていると私も思う。しかもYさんが不在の時にかぎって何かをやらかす…。
この間はYさんのご主人がパトカーに乗って帰宅したのを目撃しました。どうやら近くの飲食店で無銭飲食をしたって。お金がないわけじゃないのに、何でそんなことになったのかをYさんに聞いてみたら
Yさん:
私がいないからお腹がすいて近くの飲食店に食べに行ったようで…いつも着ている上着のポケットに財布を入れてるんだけど、その時は違う上着を着て行ったから、支払いをする時になって財布がないことに気づいてお店と揉めて、以前にも揉めたことがあるからお店がすぐに警察に通報をしたんですって。
ほんとうに…(ため息)
どんだけYさんに迷惑をかけたら気が済むのだろうか、と私の方が腹が立った。
警察に厄介になるなんて、それもこの件だけではなく何度もあるんです。原因はアルコール依存症だけじゃないんじゃないの?とも思った。
警察への対応をしたYさんに息抜きと気晴らしをしてもらいたいと思って、食事に誘って一緒に夕飯を食べに行き、Yさんの話を聞きました。他のご近所さんらと一緒に遊びに行こうと、楽しい企画も立てました。
Yさんのご主人はだいぶ前に「アルコール依存症」と診断はされているんだけれど、認知症とは言われていない…再診すればまた変わっているかな?
前記事のコメントにブログ仲間さんから
「アルコール依存症は認知症になるリスクがとても高いようです」
「精神科受診をお勧めします」
「ブロ友さんのおとう様 アルコール性認知症の診断を受けました」
とありました。
「やっぱり!そういうこともあるんだー!」と思いました。
でも、病院に連れて行くのも介護サービスに繋げるのも、やるのは私ではなくてYさんであって、Yさんにそこまでやる気力と体力があるのかもわからない。
それにYさんのご主人に関わる人が増えれば増えるほど、ご主人が何かをやらかして、Yさんが謝ることが増えるんじゃないか?…それが一番心配。
Yさんにとって、どういう選択がいいのか…
とりあえず、皆さんから教えていただいたアドバイスをYさんに伝えてみます。
【続きます】