前記事の続きです。

 

葬儀屋との打ち合わせが終わって、舅の妹宅に向かいました。しばらく空家にするから食べ物の処分をしておかないとニオイが出てきますし、司法書士に渡す郵便物や書類、貴重品などを探すのと、ライフラインの停止もしなくてはいけないのでね…。

 

舅の妹宅(古い一軒家)の玄関の鍵を差し込むと、鍵が回らない…動かないんです。主人が力を入れてようやく開けたんですが、今度は玄関のドアが開かない。主人が思いっきり力を入れて開けたんですが、何年も開けていなかったのか?バリバリッというすごい音がしました。

 

玄関は物やゴミがいっぱい置いてありました。持参したスリッパに履き替えて、ビニールの手袋をつけて家の中に入りました。

▪大きなゴミ袋(厚め)

→車で向かうので、舅の妹宅から出たゴミを我が家に持ち帰ってから捨てるため、我が家で使っているもの

▪小さいビニール袋1箱

▪ビニール手袋1箱

▪新聞紙3日分ぐらい

▪もう処分してもいい履き古したスリッパ

→舅の妹宅に入る時に履くため。その後は処分する。

▪ウェットテイッシュ

▪テイッシュBOX

 

警察が入ったという縁側の雨戸が閉まっていたので、家の中は真っ暗でした。片っ端から電気をつけましたが、家の中が小汚かったです。まぁ、認知症の舅の部屋よりかはマシでしたが…。

主人が「あんなにキレイ好きな人だったのに…ちょっとショック。やっぱり年をとると掃除とか片付けができなくなるんだなぁ。トイレなんか、超~汚ねぇ!!流してないんじゃない?これ!」と大騒ぎしていました。

トイレの床にバスタオルが敷いてあって、トイレのスリッパが廊下に出ていたから「ん?」と思ったんです。主人がトイレの水を流すと床が濡れてきて…どうやら水漏れしていました。こういうことも対処ができなかったというか、舅の妹は人嫌いだから誰にも頼めなかったんでしょうかね。

 

部屋内を歩いていると床がきしむ?へこむ?所々、床がゆがんでいました。私の重さでは抜け落ちるんじゃないかと思うぐらい。なんか船酔いするかのような感覚でした。

 

食べ物の処分に取りかかりました。

キッチンに行くと、舅の妹1人では大きすぎる冷蔵庫がありましたが、なんと!冷凍庫の引き出しが半分開いているんですよ~。そして引き出しの上にバスタオルがかかっていました。

主人が引き出しの奥を確認すると、引き出しの奥の方に大きな氷ができているからしまらなくなっていると…。何年、この状態なんだろうか?この寒い冬に冷凍庫の引き出しが開いているということは、冷気も出ていたから寒かったでしょうに…バスタオルをかけていても意味がないんじゃない?

 

この時すでにお昼をまわっていて、主人も私も何も飲まず食わずで「早く帰りたい」モードでした。

主人が勢いよく冷蔵庫の中身を出す→私がゴミ袋を二重にして開いておく→主人がゴミ袋の中に入れる→私が持てる重さでゴミ袋の口を縛る、という流れ作業を黙々と。生ごみやにおいがするものは新聞紙に包んだり、小さいビニール袋に入れたり、瓶に入っているものが厄介で中身を出すのが面倒でした。

 

2021年に亡くなった舅が認知症になってから、冷蔵庫に入っている大量の食べ物が腐って強烈なニオイを放っていたから、月に1回の地域交流会に舅が出かけている間に主人と片付けていたので、主人も私も手慣れています(苦笑)

 

冷蔵庫や冷凍庫にたくさんの食材が入っていました。1人なのに、何でこんなに買い込んでいるんだろう??冷凍庫なんか、隙間なく詰まっている状態でした。

舅もそうだったけど、冷蔵庫の容量を目一杯に入れてるんですよねぇ~(ため息)それだけ買えるお金があるんでしょうが、買い物をするのが好きっていうのもあるんでしょうね。

私が年老いたらこうならないように、買い物は最小限にすることはもちろん、冷蔵庫は小さいのに買い替えようと思いました。

 

冷蔵&冷凍庫内の食料を全部出しました。

大きなゴミ袋=私が持てる重さで、20コ弱の量でしたー!これだけ入る冷蔵庫がすごいと思いました。

 

 

【続きます】