前記事の続きです。
2024/1/23の記事→【3.変わり者の舅の妹(独居)が亡くなった【主人に電話する】】
変わり者の舅の妹が亡くなったと連絡を受けて、仕事を早く上がって家に帰宅して主人からの連絡を待っていました。
その間に司法書士(→認知症だった舅の成年後見人を務めて、舅の遺産相続の手続きもやってもらった女性)に連絡を入れて、舅の妹が亡くなったことを伝えて、今後のことを相談しました。
そして、舅の妹の地域にある葬儀屋をネットで探しました。喪主は主人になるので、主人が帰ってきたらすぐ電話ができるように調べておきました。(葬儀屋への電話は24時間受付している)
舅の妹の自宅の冷蔵庫や食べ物を処分する時に必要なものを準備しました。
【舅の妹宅への持ち物】
二世帯住宅で一緒に住んでいた認知症の舅(2021年他界)はスーパーで買い物をしてくるのが大好きだったので、冷蔵庫や納戸に大量の食料品がありました。ほとんどの食料品の賞味期限が切れているし、腐っているものも多いから強い異臭がして、2階に住んでいる私達の所にクサイにおいが内階段から上がってくるので、月に1回廃棄をしていました。その時の経験が生かされている準備品です(苦笑)
【その他】
▪用紙を挟んだバインダー
→警察や葬儀屋でメモができるように。バインダーがあると机がない所でも書ける。
▪筆記具
▪印鑑
▪クリアファイル数枚
→受け取った名刺や書類等を入れておくのに便利
▪スマホのモバイルバッテリー
独居の舅の姉が亡くなった時も警察にお世話になったし、葬儀屋との打ち合わせの時にメモが必要でした。たくさんの書類も受け取ったりした記憶もあります。
舅の妹宅は遠方(車で2時間位かかる)ので簡単には行けないため、向こうへ行った際にできることはやっておきたいと思った。
【調べておくこと】
これも、舅の姉の時に経験したことでした。
ライフラインは早々に止められるものは止めたいんです。しばらく空家となるので漏電したりガスで火事なんてことになったら大変ですしね。それに基本料金だけがかってきますし、引き落しも舅の妹の銀行口座が凍結するからできなくなります。
【一番使用したもの】
自分の家の住所と電話番号はスラスラと出てきますが、人の家のことは聞かれてもすぐにわかりませんよね。
これ、後々になって何度も活用したので、とても便利でした。(生年月日、亡くなった日、本籍地も記載しておくと良い)
舅の姉の後始末をした時は、一冊のスケジュール帳を購入したんです。
舅の姉も2014年1月に亡くなったので、売れ残っているスケジュール帳(A6サイズ)がとても安く売っていたのでラッキーでした。
今回も舅の妹用にと後日購入しに行ったら、やはり安くなっていました。↓このメーカーのものは紙がしっかりとしているので書きやすいし、裏側のページに透けることもないので私は気に入っています。
(左側が2014年→舅の姉用、右側が今年→舅の妹用)
専用にした方が自分のプライベートと分けられることはもちろん、私がやったことや電話をかけた所、電話番号などを日付の所に記入できるので見やすいし、関わった連絡先の記入もできて、舅の姉の件を管理するにはこのスケジュール帳だけで済んだので私にはちょうどよかったです。
(現場や電話があった時は、用紙を挟んだバインダーになぐり書きをして、帰宅後にまとめとしてスケジュール帳に記入していました)
それに何でも書いておかないと、すぐ忘れちゃうから~。メモを取るって大事ですし、それをいつ?やったのか、日付も大事です。これは舅から教わりました。
舅の妹のライフラインの連絡先が、同じ地域に住んでいた舅の姉の時と同じなので、2014年の手帳に電話番号が書いてありました。手帳をとっておいてよかったです。
舅の妹宅の住所や電話番号、本籍地、生年月日、亡くなった日にちなども、スケジュール帳の一番めくりやすい後ろのページに記入しました。
そうそう、舅の姉のスケジュール帳を出した時、1枚の紙が挟んでありました。何かと思って見たら…
↑舅の字です。
「平成26年」は2014年。この手紙の日付の時の舅は初期のアルツハイマー型認知症と診断された直後でした。
舅の姉の後始末のことで、まだらボケだった舅と私は何かにつけて衝突していたんですよ。
仕切りたいという気持ちがある舅なんだけど、まだらボケだからすぐに忘れちゃって何度も説明しなきゃいけなかったし、とんちんかんなことばっかり言うから先に進まなくて私もイライラしていました。
朝起きたら、この手紙が内階段の上の所に置いてあったんです(笑)プライドの高い舅が私に謝るなんて…初めてのことだったので、私も嬉しかったんでしょうね。
【続きます】