はちくりかぁか 再び 旅に出る!

はちくりかぁか 再び 旅に出る!

2020年、ベトナムを離れてから4年。
日本で再確認した「やっぱり海外で教えたい」という想い。
コツコツ続けた中国語を手に、新天地・台湾での生活が始まります。
還暦すぎの「かぁか」の新たな挑戦記録。

今年の4月、台湾で日本語教師として働くために、台中へ行った。

「これから台湾で働くぞ!」と、かなり張り切っていた。

……が。

私の学歴が原因で、まさかの就労ビザ不許可。

そして5月半ば、失意のどん底で日本に帰ってきた。

 

たった1カ月半の台湾生活だったけれど、本当に楽しかった。

だからこそ、帰国してからの「台湾ロス」がハンパなかった。

毎日毎日、台湾のことを考える。

「あのお店、おいしかったな」

「あの道、よかったな」

「また台湾に行きたいな」

……。

 

いや、もう行っちゃえば?

ある日、ふと思った。

でも、仕事をするためのビザが難しい。

旅行で行く?

それじゃ、すぐ帰ってこなきゃいけない。

じゃあ、どうする?

そこで、ひらめいた。

留学生になればいい。

 

……我ながら、発想が単純である。

台中には1カ月半いたし、台北には旅行で何度も行った。

それに、台北は家賃が高い。

 

そういえば3年前、一人で台南に行ったことがある。

そのときに見た台南の古い町並みが、とてもよかった。

食べ物もおいしい。

街の雰囲気も好き。

そして、台北より家賃も安そう。

そうだ。

台南へ行こう。

 

というわけで、今度は仕事を辞めて、留学生として台湾へ行くことにした。

普通に考えたら、

「……頭、おかしくない?」

と思うかもしれない。

「何のために行くの?」

そう聞きたくなる気持ちも、よく分かる。

私だって、ちょっと思う。

でも。

行きたいものは、行きたい。

 

50歳になったとき、「後悔しない人生を送ろう」と決めた。

だから、死ぬときに、

「台湾に住みたかったな……」

と後悔するのはイヤなのだ。

 

もちろん、夫には申し訳ない。

「また台湾行くの?」

と思っているに違いない。

でも、もう少しだけ。

もうちょっとだけ、私のわがままを聞いてもらおうと思う。

 

というわけで。

今度は「日本語教師」ではなく、「台湾の留学生」になります。

さて、今度は何が起こることやら。