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こんにちは マダムサトコです。 本日は”嫁姑の争いは 6000年前からあった”というお話です。

 

本日は 創世記 27章43節から読んでいきましょう。

だから我が子よ。 今、 私の言うことを聞いて、すぐ立って、ハランへ 、私の兄ラバンのところへ 逃げなさい。 

 

 

ここからわかるのは、 リベカ 40歳過ぎの息子に、しかも すでに自分たちの一族のすべての遺産を引き継ぐと言われた息子に「とりあえず逃げろ」と言ってるわけですね。

 

40歳で引きこもりの子供部屋おじさんであった ヤコブを自分のお兄さんの家に逃がす という、 これまた引きこもりにとっては大冒険が始まるわけですね。

 

このハランというのは リベカの故郷でして、 イサクの嫁取り というところで 地図でご紹介しました。こちらの地図ですね。

 

 

イサクが住んでいたところから約1000キロほど離れたところです。 今のように飛行機でパーっと行けるということはありませんので、ラクダに揺られて2週間 近い 行程をかけていたんじゃないかと 計算上 思われます。そこまで 遠くまで 逃げたらエサウも怒り狂って 追ってこないでしょう、 という計算があったんでしょうね。

 

とにかく一族の跡継ぎは何が何でも生かしておかなければいけない、というリベカの固い決意もこの言葉から読めるかと思います。

 

44節 兄さんの憤りが収まるまで、しばらくラバンのところにとどまっていなさい。

 

 

これは現代でもよくある 喧嘩の仲裁の一つの手段ですね。 接触しない、 しばらく時間をおきなさい 、という真っ当な手法である 一方、

 

この言葉からエサウ が”怒っていてもしばらくすると すぐ忘れてしまうような人物”だったんじゃないかな、ということもここから読み取れますね。

 

つまり 思考型の人間のように、体の中に心の中に 怒りやそういった感情を留めるタイプではないので、しばらくはわーといろいろ行ったりやったりするんだけども、「まあそのうち忘れる性格だから」ということもリベカ は語っていますね。

 

45節 兄さんの怒りが収まり、 あなたが 兄さんにしたことを 兄さんが忘れるようになった時、 私は 使いをやり、 あなたをそこから呼び戻しましょう。 1日のうちに、 あなた方2人を失う など、 どうして私にできましょう。

 

 

しかも リベカ は「怒りがそんなに長くは続かない、 やっぱり すぐ忘れるよ」 ということをここで説明していますね。 もしくはリベカの腹の中には「後からでも増やせる可能性のある家畜、それを少し分けてやり エサウにここから出て行け、 違うところに住みなさい」と言うつもりだったのかもしれませんね。

 

つまり 「兄さんが忘れるようになった時」と言ってますけれども、 兄さんが 【この一族を忘れるようになった時】、 この一族から離れるようになった時、 そんなことも ここで言っているかもしれませんね。

 

1日のうちに あなた方2人を失うことなどというのは、エサウ は イサク から「この一族から何も持たずに出て行け」と言われているのでエサウを失う、 

そのエサウが ヤコブを殺してしまうということになると ヤコブ も失う、

という文脈で2人を1日のうちに失うなどという風に語ってるわけですね。

 

46節 リベカ は イサク に言った。「私はヘテ人の娘たちのことで、生きているのが嫌になりました。 もし ヤコブが、この地の娘たちで、このようなヘテ 人の娘たちのうちから妻をめとったなら、 私は何のために生きたことになるのでしょう。」

 

 

やっぱり嫁姑問題があった、ということが ここからはっきりと分かりますね。

 

リベカ はもしかしたらエサウ が 「ヤコブを56してやる」ということも「あの嫁たちがエサウに”あんなの56しちゃいなさいよ」 と けしかけたのでは?ということを考えているのかもしれませんね。

 

 まあ人間の疑心暗鬼 というのは本当によろしくないことで、何でも悪い方 悪い方に考えてしまう。

 

もちろん ”疑心暗鬼” が起こるというのは、それまでにその人の行動にいろいろな問題があったわけですけれども、 やっぱり自分の家族の中で 「あいつはダメなんじゃないか?」と疑いを持つというのは、家族として家庭生活を送る上ではなかなか面倒なかつ 悩ましいことだったと思います。

 

そして ヤコブは40歳まで引きこもり・子供部屋おじさんだったんですけれども、 まだ独身でしたのでこの辺りのヘテ人の娘たちから妻をめとるということはまだしてなくて、 「もし ヤコブがそうなったら私は何のために生きることになるのでしょう」 とまで言ってます。

 

息子の嫁が嫌で 「私は何のために生きているのかわからなくなる」というのは、この当時よりも人間関係が希薄になった現在でもまあ Twitter など 匿名の SNS なんかでこういった声がよく聞かれますよね。

 

つまり 6000年前から”人間のやっていること というのは全く変わってない”ということもここからわかりますね。

 

また リベカ というのは、自分の人生を 「今後 長く続く 子孫の繁栄のために生きているのだ」という意識があったんじゃないか と 私はここから読み取ります。

 

ヤコブとエサウの間の問題勃発もヘテ人の娘たちを警戒しているリベカからしたら「今にも増して一族の中に混乱が生まれる、 そうすると その弱みにつけ込んで 多民族が侵入してくる。 自分たちの民族 家族が失われてしまうのではないか。 それでは 私は何のために生きることになるのでしょう」ということかもしれませんね。

 

そして もしかしたら 家督を受けた者イサク そして 家督を継がせるものの妻として、このような結構高い そして広い目線で発言している。それはつまり リベカの心の中には常にそのことが 存在していた、 気にしていたということが ここからもわかりますね。

 

本日は”嫁姑の争いは 6000年前からあった”というお話です。 ヘテ人の嫁が嫌だったというのは 一見 嫁 姑の話に聞こえますけれども、 実は根幹が信じる神様が違っていたというところから始まるような気がします。

 

リベカとイサクは目に見えない しかし確実に存在する神様を信じ、 ヘテ 人たちは 人間が木や 金属類で作った 偶像を拝んでいた。

 

宗教観と言うと、日本では「やだー、 危ない」と言われてしまいますけれども、 何を信じるか 何を根拠に信じているかということで人間の倫理観というのはかなり左右されるんですね。

 

その当時 ヘテ人がどんな宗教を信じていたのかは 偶像礼拝 程度にしか私には分かりませんけれども、 例えば一族の中でいろんな 秘密にしておきたいこと 黙っておきたいこと というのを この人たちは ベラベラとしゃべった、 噂話に口さがないタイプだった。

 

そういうタイプというのは現代にもたくさんいらっしゃって、そういう人たちというのは 他人の悪口というのも 流すに口さがない。 まあこうやって言うと本当に一族としてしっかりと信頼できる嫁ではなかったというのが 推測されますね。

 

もしかしたら リベカ は「この嫁たちがこの一族のゴタゴタを隙をついて自分たちの出身の部族に攻め込ませて、 あらゆるものを 略奪されるかもしれない」こんな危惧をもリベカ はしていたのかもしれませんね。

 

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それでは今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。 

 

 

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