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こんにちはマダムサトコです。本日は”本当に欲しいのなら 値段は関係ない”というお話ですね。

 

本日は 創世記23章14節 から読んでいきましょう。

エフロン はアブラハムに答えていった。

 

 

あえて このエフロン という人物の名前をここにしっかりと書いているということは、 この エフロン とアブラハムの売買契約が永遠に続く 誰もが知るところの 成立した 売買契約である、ということを示す 意味があります。

 

15節「ではご主人。 私の言うことを聞いてください。 銀 400シェケルの土地、 それなら私とあなたとの間では、何ほどのこともないでしょう。 どうぞ、 亡くなられた方を葬ってください 」。

 

 

エフロンは銀 400シェケル という金額を提示しています。以前のパートにも書いてありましたけれども、 町中の人が集まっている真ん前で この値段をはっきりと明言しています。 これは その後に「やっぱり高くしたい」とか「もっと安くしてほしい」とかそういった 交渉事が一切ないように、 みんなが証人で 聞いた人たちが 約束の証である、ということで みんなの前で この値段を明言しています。

 

 まあ アブラハムは外国人ですから値切るということはなかったかと思いますけれども、 売る方が値段を後で吊り上げるということは この時勢でまあまあにあったかもしれませんね。

 

そして「それなら私とあなたとの間では何ほどのこともないでしょう」 というのは 適正価格でしょう、 とまあ言ってるわけですね。 その当時の その土地の値段がどれほどのものだったのか、 またその土地に その当時 それほどの値段がつくほどの土地だったかどうか、 これは私たちには分かりません けれども、 大きな財を築いていた アブラハムにとってはきっと何ということのない額だったんでしょうね。そこを買い取って葬ってください、という風に言っています。

 

16節 アブラハムは エフロン の申し出を聞き入れ、 エフロン が ヘテ 人たちの 聞いているところでつけた代価、通り相場で銀400シェケルを測って エフロン に渡した。

 

 

アブラハムはエフロンのいいねをそのまま 聞き入れました。まあ 外国人ですから 値段交渉をすることもなかったかと思いますけれども、 それ以上に アブラハムは何としても あの場所を確保したいという気持ちが強かったように思います。

 

そして通り相場で銀400シェケルを測ったと書いてあります。 この銀400シェケル というのはだいたい4.6kg ぐらいだそうです。 2024年5月2日現在で銀の小売価格 1g だいたい150円ですので、 4.6kg というと だいたい 69万円ぐらいです。

 

 

ただ 当時は 銀というのは 現在ほど 採掘技術が発達しておりませんし、 流通量も少なかったため 1g 5000円ぐらいの価値があったそうで。す そうすると日本円で2億3000万円ぐらいになるみたいですね。

 

まあどれほどの広さか書いてないので分かりません けれども、 砂漠で畑で洞穴で と聞くと 「本当にそんな2億3000万円ほどの価値のある?」と思ったりもしますね。

 

もしかしたら エフロン というのは「本当は 売りたくなくて 法外なふっかけた 値段。 売るつもりはありませんよ」 という意味で この銀400シェケル という 値段を言ったかもしれないですね。 

 

それでもアブラハムはその400シェケルを高いとも思わず(思ったかもしれませんけども) 値切りもせず 言い値で買いました。 しかも目の前で測ってあげたということなので、 ほぼ 言い値かつ即金 で購入したということになります。

 

それをみんなの前で行ったので、エフロンは二度とその土地が自分の土地だったということも言えず、 完全にアブラハムに売り払った土地であるということをみんなが証言し、また皆もあの土地はアブラハムの土地だという風に 認めたということが分かりますね。

 

17節こうして、マレムに面するマクペラにある エフロン の畑地、 すなわち その畑地とその畑地にある洞穴、 そして 畑の周りの境界線の中にあるどの木も 

 

 

18節 その町の門の中に入ってきた全てのヘテ 人たちの目の前で、 アブラハムの所有となった。

 

 

ここに書いてある通り マクベラの洞穴の周りというのは 本当に何にもないような、本当に畑と荒れ地と洞穴程度に 法外な値段をつけられたのにもかかわらず、 気前よく買った。 そして自分のものとした。

 

75歳で流浪の民となってから初めてしっかりとした土地を持った。その意味ではこの400シェケルの銀というのは非常に大きな意味を持つ わけですね。

 

そしてまたこの土地の所有が現代までに続く イスラエル人 またユダヤ人の この土地の争い というものにも結びついていきます。

 

19節こうして後、アブラハムは自分の妻 サラを、カナンの地にある、マムレ すなわち今日の ヘブロンに面する マ クベラの畑地の洞穴に葬った。

 

 

このサラを葬ったことが自分たちの祖先がここに生きたことの始まりであり、 民族の歴史の碑石として墓というものが扱われるんですね。

 

20節こうして、 この畑地と、その中にある洞穴は、 ヘテ人たちから離れて アブラハムの私有の墓地として彼の所有となった。

 

 

 ヘテ人という 移民族に囲まれて暮らしながらも、墓とは自分たちの民族の始まりの場所はここであると自分たちの土地に印をつけるということですね。 まあこういう言い方はちょっとあれなんですけれども、 いわゆる マーキングという行為に近いかもしれないですね。 なんせこの土地を巡って その後 大いに 歴史が戦乱が起こるわけですから。

 

アブラハムはこうして無事に その自分たちの起源とも呼べる場所を手に入れました。

 

本日は「本当に欲しいのなら 値段は関係ない」というお話ですね。 その当時は 法外であっただろう 400シェケル、それはつまり 売るつもりはないというつもりでこのエフロン というのも もしかしたら 言ったかもしれません。アブラハムが名指しで欲しがっている話を聞いて、もしかしたら法外な値段でも買ってくれるかもしれないと余計に言ってみようかなという気持ちで言ったのかもしれません。 

 

先ほど その当時の銀というのが1g 5000円程度だったという話をしましたけれども、 土地を持たない 流浪の民であり 「これから 大いなる民族を自分の子孫から出していく」という自覚 また覚悟のあったアブラハムにしてみたら、 金よりもこの場所が欲しいんだ という話ですね。

 

これは現代の私たちにも言えることではないでしょうか。どうしても必要なものなら 値段ではなく 言われた通りで「譲る」と相手が言っている値段を「 はい 」と出して もう 何の文句も言わせないように入手する。

 

これが最も トラブルが少なく スムーズにことが運ぶ手段ですね。 逆に考えると これ本当にそんな価値があるかなと思うようなものは、実は私たちの生活 また人生には本当に必要かどうかということを いま一度考えてもいいのかもしれないですね。

 

まあ 現在の物欲 で 分かりやすく言うと、 なんとかの車が欲しいとかなんとかと書いてあるカバンが欲しいとかまあいろいろ 人間というのはありますけれども、 本当にそれが必要ですか? という話ですね。

 

本当に必要であれば 他人から見たらそんな価値は全然ないにもかかわらず、 確実に譲ってくれる、 黙って 譲ってくれると言っている額をポンと出してさっと手に入れる、 そういった手法が本当に自分が必要としているものを表しているのかもしれませんね。

 

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それでは今日はここまでです。 ご視聴 誠にありがとうございました。 

 

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