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こんにちはマダムサトコです。本日は 創世記19章1節から読んでいきましょう。

 

1 その2人のみ使いは夕暮れに ソドムに着いた。ロトはソドムの門のところに座っていた。ロトは彼らを見るなり、 立ち上がって彼らを迎え、 顔を地につけて伏し拝んだ。

 

 

ロトというのは アブラハムの甥でして、 アブラハムがエジプトから得た財産を巡って一族で喧嘩をして

 

 

喧嘩別れをしてしまった甥のことです。

 

そしてこの過去の箇所では、ロトはソドムのそばに住んでいたと書いてあるんですけれども、 ここではロトはソドムの門のところに座っていたとあります。 

 

門のところに座っていると聞くと 「出入り口の門番 かな?」というイメージを 現代は 抱きますけれども、 その当時は町に誰が来るか出て行くかを管理するのは非常に大事なことでした。 それは防衛だったり また 徴税 という意味もあります。

 

つまり ロトはソドムという悪がはびこる町で高い地位についていた、 すなわち ロトの生活は悪に非常に侵食されていたということが ここからわかります。 ただ ロトは昔 アブラハムと行動を共にしており、 その際に主のことは知っていたんだと思います。 ロトは この神様の見つかり 2人を見るなり 立ち上がって彼らを迎え、 つまり 神様が来たというのをどこかで感じていたように思います。

 

 2節 そして言った。 「さあ ご主人。 どうか、あなた方の下僕の家に立ち寄り、 足を洗って、 お泊まりください。 そして、朝早く 旅を続けてください。」 すると彼らは言った 「いや、 私たちは広場に泊まろう 。」

 

 

ここはその当時の風習である”旅人は丁寧にもてなす”ということが ロトを通して行われていることが分かりますね。すると彼らは「私たちは広場に泊まろう」と言っています。

 

なぜ あえて広場だったのか ここには書いてないんですけれども、 きっと広場に泊まって ソドムの街の様子を確認して、 そして滅ぼしてしまおうとされたんじゃないかと思っています。

 

3節 しかし、彼がしきりに勧めたので、 彼らは彼のところに向かい、 彼の家の中に入った。ロトは彼らのためにご馳走を作り、

パンダネを入れない パンを焼いた。 こうして彼らは食事をした。

 

 

ロトがここで仕切りに薦めたというのは、 ロトはもちろん 夜中に広場にいれば悪にまみれた ソドムの人々の悪い行いに汚されるということを知っていました。 つまり ロトはこの当時 ソドムになかった”人を思いやる” という気持ちがあったことをここで示すと私は思います。

 

そして”彼らのためにご馳走を作り”、 ここはアブラハムがマレブの木の下で 行ったのと同じ条件ですね。 微小ではありますけれども 伏線回収となっている箇所です。

 

そして”パンダネを入れない パンを焼いた”とあります。 私たちが今で言う ピタパンのようなものですね。 あんまり ぷっくり膨らまない ふわふわではないパン なんですけれども、 このパンネタというのが 実は大きな 伏線 となっています。

 

パン種 というのは”ほんの少しあるだけで放っておくとどんどん膨らむもの”という形で聖書では登場します。 つまりそれは人間が”自分の中に悪を抱えたままだといつの間にか それが大きくなってしまう”、 パン種 というのは聖書では悪の象徴でもあります。 このパンダでの話については後ほど またお話しさせていただきます。 

 

4節 彼らが床につかないうちに、 町の者 たち、 ソドムの人々が、若い者から年寄りまで、全ての人が、町の隅々からやってきてその家を取り囲んだ。 

 

 

 

ソドムの人々というのはあらゆる悪にまみれていたとあります。 新しく来た旅人から金品を奪ったり、 ソドミー の語源ともなっているこの町で 男色なども激しく行われていた。 こういったことが この記述から読み取れるかと思います。

 

5節 そしてロトに向かって叫んだ。 「今夜お前のところにやってきた男たちはどこにいるのか。 ここに連れ出せ。 彼らをよく知りたいのだ」

 

 

これは ロトがソドムという町で社会的に高い地位につきながらも、 その客人である人々をも自分たちの悪や 欲望の対象としている、人を人と思わない、 大事な人間関係であるということがわからない、 まさに人間ではなく 獣のような生活をしていた人たちだろうと私は 推測します。

 

そして”彼らをよく知りたいのだ”とありますけれども これはもちろん ソドムで横行していた男色のことを指しています。 またこの箇所には書いてないんですけれども、 ソドムでは獣姦というのも 慣行的に横行していたということですので、 この町がどれほど乱れて どれほど良しとされない行為が横行していたかがよくわかるところです。

 

本日は悪にまみれたソドムがどういう町であったかということ、 そしてその町のそばに住んでいたロト。これがその町の悪を”魅力”だと感じて 引き寄せられていきそこに住んでしまっている人間の姿として書かれています。

 

人間というものはどうも悪いことに魅力を感じるという性質がありますね。 この人間の性質をこの箇所で表していると私は思っています。

 

さて パンだねの件なんですけれども、 この伏線は壮大な 回収になりますのでここで1つ 2つ ネタバレをしておきたいと思います。

 

先ほど パンダネを入れたパンが悪の象徴であれば、パンダネを入れないパンというのは正義 正しさの象徴です。 皆さん キリスト教の教会では なんか パンを小さく ちぎって ゴニョゴニョ と言いながら食べて 赤ワインをゴニョゴニョ と言った後に飲むという姿はなんとなくご存知だと思いますけれども、 この ゴニョゴニョ と言いながら食べるパンというのが このパンダネを入れない パンですね。 現在は小さなおせんべいや 硬い ビスケットのようなもので代用されることもあります。

 

あれはティータイムではなく このパンダネを入れない パンを自分たちの中に取り入れて、自分たちの悪を浄化していくというような象徴的な行動です。 英語では コミュニオンと呼びまして 日本語では聖餐式と書きます。

 

また皆さんもよくご存知の世界的名画 レオナルドダヴィンチの”最後の晩餐”という絵画と言うか 壁画がありますけれど、もあの時にキリスト イエスが手に持っていたパンが このパンダネを入れない パンですね。

 

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それでは今日はここまでです。 ご視聴 誠にありがとうございました。 

 

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