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こんにちはマダムサトコです。 本日は 聖書の創世記第4章5節から8節までを読んでいきましょう。

 

新改訳聖書より引用しております----

 

そこでカインはひどく怒り顔を伏せた。そこで主はカイン仰せられた。

 

なぜあなたは憤っているのか。 なぜ顔を伏せているのか。 あなたが正しく行ったのであれば受け入れられる。ただしあなたが正しく行っていないのなら罪は 戸口で待ち伏せしてあなたを待っている。

 

だが あなたはそれを収めるべきである。

 

しかし カインは弟 アベルに話しかけた。「野へ行こうではないか」 そして2人が野にいた時 カインは弟 アベルに襲いかかり 彼を殺した。

 

引用はここまでです----

 

カインは自分の捧げ方 これは

呪われた地からとれた農作物を、

他人がカインに代わって神のところに持って行った。

という2つのことを指しています。

 

また 聖書には記載はないのですけれども、そのような 捧げ方をするのであれば 農作物のうちでも特に状態の良くなかったものを「まあ何でもいいや、最上のものでなくていいや」と思って持っていく人に準備をしたということも予想できます。

 

カインは自分のしたことが間違っていたことに気づきました。けれども それでも その過ちを認めなかった。

 

カインは主に怒っているのです。 そして 主をまっすぐ見ることができず 顔を伏せていました。

神様は

正しく行ったのであれば何もそのような態度をとる必要はないのではないか? 

正しく行なっていないので、罪がお前を待っている。 

 

しかし主はそれを厳しく追及してカインを罰せず、

罪を自ら犯さないように制するべきである

聖書ではあなたはそれを納めるべきである と書いてあります。 

 

この部分ですね、主は他から指摘されて恥ずかしいと思ったり怒ったりするような行動を前もって 「するべきではない」という指摘をしておられます。

 

しかし カインは自らを反省することなく、 アベルを連れて野に行き アベルに襲いかかり殺したとあります。

 

野というのは いわゆる土地ですね。 何もない 主によって 呪われた土地に弟を連れ出し、その 呪われた土地で弟 アベルに襲いかかり 彼を殺してしまいました。

 

弟を殺した原因は妬みです。

 

「同じように 捧げ物をしたのに、なぜ俺はダメで弟は良かったのか」「 なぜ神様は俺には目を向けてくれないのか」 「なぜ神様は俺の失敗を 指摘して俺に恥をかかせたのか」 このような気持ちがあったかもしれません。

 

このシーンは 聖書を読んだことがない方もよくご存じだと思います。 人類初めての殺人事件のシーンです。 現在でも殺人事件のほとんどは 知り合いによるもの、 そしてその人間関係に妬みや恨みがあると多くの場合は言われています。

 

けれども この聖書の時代、 今から5000年 とも 6000年とも前と言われる時代にも、人間の心に妬み恨みは生じており それによって人を殺すという、今の現代との人間が 古代から全く変わっていないことをここで読むことができます。

 

また、怒っている、人に向ける顔がないという時に行う行為も私たちと一部違わず 同じである様子が見て取れます。

 

神様に最良のものを捧げず適当に誰かにやらせた。その恥ずかしさをここでは指摘されているのですが、 カインはそれを自分の糧とせず 相手を殺すという短絡的な行為に出ました。

 

これを読むと人間というのは 5000年前 6000年前から今まで全くその本質は変わらないということが 読み取れます。

 

エデンの園にいて 知恵の実を食べなければ このような感情に襲われることもなかった。

 

そしてそれらの感情や恥、これらは私たち 聖書を読むものがよく言う罪というものです。これを拭うために 誰かに何かを捧げたり、どこかに行って何々を奉納するというようなことは人間が罪をぬぐおうとして行ってきた 行為ですけれども、本当はそのようなことでは罪を拭えない。人間の罪や恥を拭い去ってくださるのは神だけであるというのが 聖書に書かれていることです。

 

皆さんの日々の生活の中にも「するべきでないことをし、すべきことをしなかった」、 それゆえに起きてしまったことに自分がそれを腹で恥じたり怒ったり また他人のせいにするなどということが 日常の中であると思いますが、

 

 それらは 自分が起こした罪であり、「日々 罪を犯さないように制するべきである」ということを神様は私たちに語っておられると知ることが、私たち自分たちのうちでの変化 の第一歩になるかもしれません。

 

それでは今日はここまでです。 ご視聴 誠にありがとうございました 

 

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