勿論、オリジナルのダリオ・アルジェント版は若いときに観ております。
今回、リメイク、リブートと聞き鑑賞。
若い頃私は本当にホラー映画ばかり観ていまして笑
ダリオ・アルジェントは大好きな監督です。
彼の独特な映像美と言うか様式美は唯一無二だと思っております。
で、今回の『サスペリア』ですが
明らかにアルジェント版とは違いますが
これはこれでありかなと。
冷戦時代のドイツ
心に傷を持ち続けるユダヤ人
ドイツ赤軍のテロ
時代背景は日本人には解りづらいですが
苦しめられてきた女性達の嘆きや慟哭が
魔女達の姿に置き換えられている気がします。
癒しのシーンもありましたし。
舞台がバレエ舞踏学校とあって
舞踏シーンはなかなか迫力がありました。
どちらかというとアングラ的な舞踏ですが
女性達の生き生きとした体が魅力的でしたね。
それに比べ年老いたじいさんの裸は…。
この映画はもしかしたら女性賛歌を提唱しているのかしらね。
悩ませるのも女性。
癒すのも女性。
若い男性は一人として
子供でも登場しませんでしたね。
この片寄りは監督の意図を感じます。
深く深く読み取って
私はおもしろい映画だと思いました。
