おはこんばんちわ

 

 

ロシアのウクライナ侵攻は

ロシアが攻勢を強めているものの、

ウクライナの堅強な守備に阻まれ

思うように侵攻できていないのが

現状かと思います。

 

また、欧州や米国などが

ウクライナに武器や兵器を供与したり

義勇兵がウクライナ入りしたりと

ウクライナ支援に大きく傾き、

ロシアはどんどん孤立していっています。

 

SWIFTからも除外され、

国家間の決済もできない状態となりました。

 

 

さて、このロシアのウクライナ侵攻、

どのような結末を迎えるのでしょうか。

 

ひとつの予想を立ててみます。

 

 

ロシアにはルーブルという通貨が存在します。

ロシアは国債を発行していますので、

いずれその利払いの期限を迎えます。

 

ただ、現在ロシアは紛争中で、

ウクライナとの戦争で大きな出費をしているところです。

 

また、このことによりSWIFTから除外され、

国際的な決済ができない状態となっています。

 

更には、

原油や天然ガスなどの資源も

他国が輸入停止しているため、

外貨を獲得する手段が

途絶えていることになります。

 

このような状況では

国債の利払いが行えない可能性があります。

 

利払いが行えない場合、

その債券はデフォルトとなり、

紙切れとなってしまいます。

 

そうなると、

ロシアの信用、ひいては

ルーブルの信用が失墜することになります。

信用の失墜は

ルーブルの大幅な下落を意味します。

 

ルーブルが下落すると

相対的に物価が上昇し、

ロシア国内で生活必需品ですら

高騰して購入できないということになり得ます。

 

 

実は、

16日にその利払いの期限を迎えようとしているのです。

 

この期限が一つのウクライナ侵攻の

節目となると三旬歩は考えています。

 

ルーブルの失墜によって

ロシア国民の生活がままならなくなり、

それによりプーチン政権への支持率が急落、

もしかするとクーデターなどが起きる可能性も

無きにしも非ずということになります。

 

つまり、

ウクライナはこの16日の利払い期限まで

なんとか持ちこたえれば

ロシアが勝手に瓦解する可能性があるのです。

 

現に格付け大手のフィッチは

ロシア国債の格付けを「C」と

最高値から6段階も格下げしたようです。

 

「C」というと完全にジャンク債ですよ(笑)

 

 

一方で、

こうしたシナリオが成立しない可能性もあります。

それは、ロシア国債のほとんどが

ロシア国内で取引されているものだからです。

 

ロシア以外の国が

それほど多くのロシア国債を持っていないため、

国内の需給バランスさえとれば

問題は起こらない可能性もあります。

 

つまり、量的緩和を行ってしまい、

ルーブルを大量に発行して

利払いを済ませてしまうことです。

 

こうすれば、

ルーブルの下落は

デフォルトを起こしての下落に比べ

軽微で済む可能性があるのです。

 

 

 

いずれにせよ、

戦争は早く終わらせた方が

ウクライナのためでもあり

ロシア自身のためでもあることを

そろそろプーチン大統領は

気づいた方がいいような気がしますがね。