【この日の為に…in韓国⑱】完結 | 超無名だが…やたらチャンピオンになる子達と縁あるトレーナーのブログ

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これからボクシングを始めたい!
既にやっているけどもっと上手く強くなりたい!
そんな人達に今までの経験をもとに皆様に何かの気づきがあればとブログを立ち上げました。
よろしくお願い致します。

皆さんこんにちはニコニコ

 

 

本日も冷たい雨が降っていますね雨

最近雨が多いのでテンション下がり気味です…

 

 

てことでブログいってみましょ~

 

【この日の為に…in韓国⑰】の続き…いよいよ完結でっす!

 

 

 

しばらくすると少し落ち着いた様子の亮が寝室から出てきた…

 

腹が減ったようだ!

 

その時点で顎はだいぶ腫れ上がっていたのだが、何かを食べたい…と亮が言ったのをきっかけに、谷口が…お酒、お菓子などを買いに出てくれた。

 

なぜお酒もか…w

 

亮にはカップヌードル…噛むことが出来ないからと気を利かせたのだろうが、麺をすすった後はどうする…やはり麺だろうが噛まなければならない!

 

「食えねーよ!」みたいなやり取りがあった…

結局食べられずネガティブ(ゼリー食が良かったね…)

 

皆で菓子お酒と頂きながら、visit Japanの申請手続きを行う!

ワクチン接種証明書を送って…パスポートの写真を送って…

 

一つ一つの作業が終わるまで数時間、夜中の1時2時を過ぎ全員の申請が終わったのが4時頃だったか泣

 

試合後のこの時間が過酷すぎた絶望

 

 

皆で少しばかりの仮眠するのだが…

 

 

なんと!

亮と谷口が7時台だったか、仁川から成田に向かう飛行機だったガーン

なんでやねんアセアセ

 

試合後でダメージが残るであろう選手の飛行機が一番早い時間だった汗6時頃には空港に到着していないといけない…

 

成田から横浜まで戻るにも車を運転して帰らなければならなかった…

 

私達は金浦から12時台と14時台とかの飛行機だったので、一足早く仁川空港に向かった亮と谷口の代わりに、部屋の片づけなどをしてから二人のチェックアウトをした。

 

我々はパラダイスシティでタクシーを呼んでもらい、金浦のホテルへと向かった。

 

ホテルに着いた私はすぐにチェックアウトをして亮の奥さん達と別れた。

 

少し早めに空港に着いた私は(9時頃)搭乗手続きがまだ出来ない時間だった為、ロビーで腰掛けていた。

少し早めに並んで手続きを早く済ませよう…と思っていたのだが、そのまま寝てしまったzzz

 

ふと手続きカウンターを見ると、もう大行列ガーン

早めに着いて早く手続きを終わらせようと思っていたのに…結局40分以上も並ぶ事になる(も最悪)

 

他の外国人も出国手続きに必要なvisit Japan的なものをやっていなかった人たちが結構いたようだ。

手続きカウンターの機械で空港職員と一緒に申請をしているようだが、かなりてこずっている様子だった…

 

私は無事に飛行機に乗る事が出来て、何も韓国らしい事も出来なかった韓国を後にした…

 

 

金浦からは来るときに見ていた「マーベリック(トップガン)」の続きを見ながら羽田へと向かった。

 

飛行機

 

羽田に到着してからはvisit Japanの専用の機械でQRコードを読み取らせて~なんだかんだと入国手続きを行ってから、やっと無事に日本へと入ることが出来た!

 

 

本当にしんどいドタバタな韓国だった…

 

 

 

そして…

 

 

亮と三度目の世界戦へ…の夢は叶わなかった…

 

一度目、二度目と世界戦に敗れてから気持ちを入れ替えて、正しく「この日の為に…」やれるだけの事はやって来た…

 

 

努力すれば夢は叶う!は嘘だ…

 

正確には叶う人もいるし叶えられない人もいる…

皆が叶えられる訳ではない!

 

ただ叶えられなかったとしても、その努力が無駄になる事は決してない!

その経験がまたいつの日か自分自身の為に活かされるのか、後進の指導で活かされるのか…

 

 

 

 

 

赤穂亮は17歳で光ジムの門を叩き人生の半分をボクサーとして過ごし、2023年に引退を発表した。

 

同年10月には川崎市中原区の元住吉で「ARボクシング」をオープン!

プロ加盟はしていないが何れ加盟する時がくるのかもしれない…

    

 

信頼のおける仲間達と第二の人生を歩んでいる…

 

 

【赤穂亮】

「華麗なる倒しや」「ジャパーニーズフラッシュ」

生涯戦績

44戦39勝(26KO)3敗(2KO)2分

 

 

「この日の為に…」長い間読んで頂きありがとう御座いました。

 

 

いつか世界を獲るだろうと言われ続けてきた亮でも世界は遠く…

本当に世界を獲るということは難しいと思わせる何年にも渡る経験でした…

 

亮がいつの日か世界王者を狙える選手を育て、その時は私も一緒にセコンドに付ける日が来ればと夢見て…