皆さんこんにちは![]()
発熱によりブログをお休みしてご心配をおかけ致しました。
だいぶ回復して来ましたので、本日は日曜日ですが「最強の挑戦者」シリーズから復活したいと思います!
それでは宜しくお願い致します![]()
てことでブログいってみましょ~
【最強の挑戦者②】の続き…です。(もう②の内容忘れたわ…)
いざ出陣!
ベルトを持ち入場口へ向かう…
(WBAのベルトはふつ~に重い
)
しばらく歩くと入場口の扉の裏側に着いた。
「ここで待機してて下さい」
「入場の時に扉が開きます」(そんな感じだったかな)
新井田はスモッグがたかれた一段高い場所で、ゆっくりとシャドーをしながら入場の合図を待っている。その姿をTVカメラがずっと捉えていた。
私はというと待機場所に設置されていたモニターを見つめていた…
モニターに映る画は、スモッグがモクモクとたかれた会場が写っていた。
しばらくするとブルーの光線と共に…ゆったりと妙に落ち着きを感じさせ、それでいて不気味さを感じさせる曲が流れ始めた。
ロマゴンの入場だ!
このときは新井田もモニターを見に来ていた。
ゆっくりと肩を揺らしながらロマゴンが入場してくる、
「落ち着いてるね~」そんな言葉を交わしたと記憶している。
本当に落ち着いていた…
敵地日本、初の世界タイトル戦しかも弱冠21歳の青年がだ…
この雰囲気「やばいな~…」と正直、新井田負けるかも…とこの時点で既に思ってしまっていた。
それくらいモニター越しからでもロマゴンの「オーラ」のようなものを私は感じ取っていた。
ロマゴンがリングインした後に合図が出る!
扉が両側に開かれた!
新井田が知人に作曲して貰った入場曲が流れる。(今回はやけに騒がしい曲だなと思いながらも)
モクモクとスモッグがたかれ、赤い光線が交わる中、新井田がシャドーをしながらタイミングを見て入場!
私もWBAのベルトを掲げ後をついていく…
応援団の声援が聞こえてくる。
「新井田~!」「新井田~!」「岡~!」「新井田~!」
有難いことに私への声援もたまに聞こえてくるので、ベルトを持ちながら笑ってしまう![]()
(私が所属していたフィットネスジムの各店舗の会員様やスタッフあわせ30数名応援に来てくれていた)
ここで余談だが…
新井田は自分が一番前で入場するのがあまり好きではなかったらしく最初の頃は私がベルトを持って先頭で入場をしていた時期があった、先にリングに上がってベルトを掲げてリングを一周していたが、私が先頭で入場してしまうと画面から新井田の姿が見えなくなってしまうので、いつからか私が後ろからついていくようになった。
「信じるか信じないかはあなた次第!」です!
賑やかな入場曲の中、リングに向かう…
リングでウロウロと身体を動かしているロマゴンが目に入って来る。
こっちも、いざリングイン!…………
でかい…リングが狭く感じる、ロマゴンは私よりも身長はだいぶ低いのだが、こんなにも大きく…そして圧を感じた選手は初めてだった。(予備検診や計量の時とは全く違っていた)
もしライオンの檻にウサギが入れられたら、こんな気持ちになるのかな?
このリング内に逃げ場がない、と感じると同時に「こいつには勝てない」…と「負けるかも」から「勝てない」とセコンドである私が思ってしまっていた…
この感覚は15年が経過した今でも鮮明に覚えている。
そして、これ程迄ではないが近い感覚を10数年以上経ってから再び経験するのだった。
【最強の挑戦者④】に続く…