木曜劇場

「ギークス~警察署の変人たち~」

先日、第5話を迎えましたね。

これまで、松岡茉優さん演じる西条は、
田中みな実さん演じる吉良や、滝沢カレンさん演じる基山とともに、中村蒼さん演じる芹沢に巻き込まれるように事件の捜査に関わり、さくっと解決してきましたが、

物語に動きを感じたのは前回、

実施されたコンプライアンスチェックは表向きで、密かに人物調査を行っていたらしいことがラストに明かされ、
それに該当するような怪しい人物はいなかったとしながら、極めて優秀だという西条たち3人組を注意深く見る必要がある存在だと報告されていたことで、

一体何が起きているのか気になるところでしたし、

特に気になっていた、西条のお隣さんである、白洲迅さん演じる安達さんがもしかしたら監察官かもしれないと感じさせるような描写もあって、何とも気になる展開でしたよね。


いつも何かと接触してくる安達さんが、西条からストーカー説とスパイ説を提唱された時には、

スパイ=かっこいいと思われているなんて光栄だと嬉しそうにしたかと思ったら、
撤回された時に、自分はスパイになれないのかと残念がっていたのも気になっていたけれど、

そう考えると、警察の警察といわれる監察官でスパイみたいなものかもしれないのに、それを違うとはっきり言われたちょっぴり可哀想な安達さんと、西条のその時のやり取りが何だか可愛らしく思えていました。


さて、西条が安達さんから花火に誘われた今回、

花火に出掛けるというものに対して、独特な見解をいつものように言って見せるのが面白かったですけど、

誘いを迷惑がりながらも、屋上でお酒を呑みながらだとか、ホタテの松前漬けに惹かれていく表情や、

どこか楽しみにしているような様子で、メッセージのやり取りを気にしているのが可愛らしくて面白かったです。

でも、連絡が早い安達さんからの返信が途絶えた後、何か起こるのかと思って

犯人を取り押さえに登場したのが安達さんであった時、
お隣さんのふわっとした、掴みどころがない印象とはまるで違っていて驚きましたし、かっこよかったのですが、

安達さんが警視だと、西条がその正体をついに知ることになった瞬間、一体どうなるのかと展開に期待を抱きました。


一方、署内のデータに不具合があり、不正アクセスでコンピューターウイルスが仕込まれたかもしれないことが示唆されていたなか、

泉澤祐希さん演じる杉田によって、ウイルスの侵入元が、西条だと特定されたのは驚きでした。

杉田が得意と言いながら3日経っても特定できていなかったことが、らしいといえばらしい気もするし、ちゃんと難しいものだったのか分からないけれど、

何だか、本当に得意なのかなと、どうなのだろうと思いましたし、


こういうのは、きっと誰かが西条のパソコンとIDを使ってやったのだろうなと迷わず推測するので

可能性があるとしたら、西条の近くにいて、パソコンに起きた違和感に鈍い感じだった杉田が怪しいかもと、何となく思いましたね。


監察官として西条が対象だったのかもしれないけれど、

安達さんが西条に冷たく容疑を言い渡す状況に
何がどうなっているのだろうと思うくらい、これまでのことが嘘みたいで

そこに一緒に見ようとしていた花火が皮肉にも打ち上がり、時が止まりそうな感覚になりましたし、
次の展開が見逃せませんが、

それも次回の放送が少し先になってしまうので
このざわざわした状態のまま、待てをされるのはもどかしいものです。🥺