弥生が行った美容院、夜々のところかなとふと感じて、そのままにしていたのだけど、
そう言っている方もいて、やっぱりそうだったんだと思ったら、何だか凄くわくわくしてしまいました。🤭


「海のはじまり」

先日、第5話を迎えましたね。

目黒蓮さん演じる夏が、泉谷星奈さん演じる海のことを家族に打ち明け、夏と海の夏休みが始まった今回でしたが、

海のことをまだ家族に伝えていないことを知った、

大竹しのぶさん演じる朱音が夏にお説教を始める様子に海が笑ったように、それは何だか微笑ましくも感じる光景で


少し前まであんなに気まずい雰囲気が流れるような冷たい感じがあったのに、いつの間にか、親子みたいな会話になっているのが凄いなと、どこか意外でもあり、ほっこりと感じましたし、

朱音がした夏の手をたたく仕草を、
有村架純さん演じる弥生もしていたのが何だか可笑しかったです。


弥生が聞いた海が好きなものは
どことなく夏に似ている気がして、

夏の報告を待つうきうきの月岡家ではコロッケが用意されていたように、夏も海もコロッケが好きなのかと思うと、
以前、古川琴音さん演じる水季が海を見てそっくりだなと嬉しそうにしていたことが色々と分かる気がしてきました。


報告が弥生とのことだと思っている家族の、夏が話そうとしていることには似合わないその空気感に、どこか心がきゅっとしながら

夏の告白に怒る母の言葉は、重く厳しいものだけれど確かに親としての愛情も感じられるもので

西田尚美さん演じる母のゆき子が夏から海の名前を聞いた時の表情に、
もしかして、夏の名前を付ける時に迷った名前だったのかなとか、海という名前に何か思い入れがあるように感じましたけど

孫が欲しかった、姪っ子に会いたかったと、
色々な気持ちを抱えながら打ち明けた夏の心を軽くするような言葉を掛けていて
やっぱりこの家族は温かいなと思いましたね。


その後、月岡家が海と会った時に、
木戸大聖さん演じる大和と海が初対面で通じる瞬間みたいな表情がすごく印象的で

スピンオフで描かれていたように、大和は水季に会ったことがあったから、その娘の海と会った時に笑い合うのが、どこか感慨深く思いましたし、
すぐ仲良くなってゲームをしているのが可愛らしくて、とても微笑ましくて、良かったですね。☺️


時に厳しくても優しい温かさがある夏や水季の家族とは対照的に、弥生の家族は複雑なところがあるのは察していたけれど、

夏に打ち明ける親とのことを聞いていると

詳しいことは分からなくても何だか胸がきゅっと締め付けられるような感じがして、切なくなって

でも夏の優しい一言が弥生をまた救っているようで、
心なしか以前より二人の間の空気感が柔らかくなったように感じましたね。


そんななか、海が図書館を訪れた時、

池松壮亮さん演じる津野は夏に冷たい目を向け、刺のある言葉を掛けていたので、何だか嫌な人だなという印象だったけれど、

海が図書館にではなく自分に会いに来たと知って、
少し目を潤ませながら自分がいなくても大丈夫だと海に言っているのを見て、何だか切なさが込み上げてきて、


海と接する時や水季を思い浮かべる時、津野からは切なさが漂うから、彼にも思うことがあるのだろうとは思っていたけれど、

自分は外野だと実感してしまう瞬間も悲しいし、

血でも法律でも繋がっていない、傍にいただけの他人だなんて、なんて寂しい言葉なのだろうと思いました。


後に、津野の部屋からボンボンがついた海のヘアゴムが見つかった時は、冒頭に登場したヘアゴムだったから
どうしてそこにあるのか気になりましたし、

あれはヘアピンだったか、
どことなく「silent」を思い出しましたね。😌


そして、夏の南雲家での夏休みが始まって

利重剛さん演じる翔平に合わせて後ろに下がり、挨拶をした海が可愛かったけれど、

夏に用意された部屋が、水季の部屋だったことにどこか複雑な気持ちに駆られました。


水季と別れて海に出会うまでの知らなかった8年のことを知ることは夏に必要なことかもしれないけれど、

水季に想いを馳せるのを見ていると、今は弥生がいることを思ってしまって、何だか少し寂しくなるというか、

弥生は優しいから海のことや水季がいたことを考えてくれているけれど、どこか心がきゅっとしました。


それから、
可笑しかったのは、夏が海の髪を乾かすところで、

弥生の髪で三つ編みの練習をした時も出ていた、気を遣いすぎる不器用な性格が出てしまって、

海に「まだー?」と言われているのを、朱音と翔平が笑っていたのがすごく温かくて微笑ましかったです。🤭