海、大和の幼少期、弥生の後輩、海の担任の先生

余談ですが、キャストを見ていると何だか

「いちばんすきな花」を思い出します。


こよよ、こもみじ😳


「海のはじまり」

先日、第4話を迎えましたね。


前回ラストで、目黒蓮さん演じる夏に、泉谷星奈さん演じる海が言った、

パパをしなくて良いけれど居なくならないでほしい、という意味が最初はよく解らなかったけれど、

古川琴音さん演じる水季の、夏の選択肢を狭めたくないという思いが、海にも分からないなかにあったのかなと思いましたし、

大切で大好きな人が居なくなるという怖さと寂しさを、きっと闘病中の水季を見て感じてきたはずだからこそ出た言葉だったのかなと思いました。

その海のシーンで、カメラを向け合ったり、海が夏の後ろをついて行って笑い合ったりするところはすごく微笑ましい気持ちになったけれど、


有村架純さん演じる弥生にも水季と同じように選択のタイミングがあったことを、第2話で知ってから、弥生が抱えてきた気持ちを感じられるようなると

弥生が夏と海と図書館に行った時や、
ハンカチを差し出して夏とは違う優しい気遣いを見せる弥生をスルーして、海が夏にしがみついて泣いた時、

どうしても二人の間にしか分からないこと、疎外感のような、そのなかに入りきれない弥生の切なさが伝わってきて、

水季が亡くなって辛く悲しい気持ちを出さなかった海が、本心を突く夏の言葉に表情を曇らせ、涙を溢れさせる瞬間に胸が押し潰されそうになりましたけど、

切ない苦しさも大きく感じましたね。


さて今回、
同時期に妊娠を経験した弥生と水季の過去が改めてなぞられ、中絶か出産かを選択するまでの対比がまた濃く描かれていましたが、

弥生が当時の恋人である、稲葉友さん演じる悠馬に妊娠を報告した場面が描かれた際、

弥生の気持ちも聞かず、中絶することで話を進めていたこともそうだけど、その費用は全額出す、それを責任という言い方をしたり、中絶を良い選択だと言ったりするのが何だかこう、ざわざわっと、もやっとしましたし、

母親に連絡した時の冷たい声が弥生の心を更に孤独にしていくのが辛かったです。

ノンカフェインのコーヒーを飲んで
普通のコーヒーを頼んだけれど飲まずに帰った

それだけでも弥生の心情を汲むには十分だったし、
中絶した後のことも、悲痛な胸の内が伝わってきて、苦しい気持ちになりました。


そこで同時に描かれた、水季が妊娠してからのことは

大竹しのぶさん演じる母の朱音との口論があったなか、
利重剛さん演じる父の翔平がすごく優しくて

頭ごなしに否定したり叱ったりするのではなく、本音を引き出して背中を押し、心を解かしてくれて
孫が生まれることを素直に喜んでくれるのがすごく素敵でした。
思わず涙が出てしまうくらい温かかったです。🥺

それに水季に、相手に似るなら産みたいという理由があったことを知って、夏への想いが表れていたその本心に、心がきゅっとしましたね。


いよいよ弥生が夏に打ち明けた時にもコーヒーがあったことが印象的でしたけど、

心が傷付いて、気まずい感じになってしまった夏と弥生を、ちょっぴり大人な海が繋ぐのが素敵で、
弥生の心を動かすのが凄いなと思いました。


最初に夏が弥生のことを、何も強要しないけれど決めていないということをすごく責めると言っていたことに、心がつんとしていたけれど、

夏の悪いところを弥生が可笑しく言って見せるのは、何だかほっこりとして、

もっと人に寄り掛かりたいという本心を夏に言えたのは海のお陰でもあったのかなと思いますし、

今まで大事な時に、相談して一緒に悩んで考えてほしい大切な人が傍にいなかった弥生にとって
今は一緒に迷うことができる夏がいて、寂しくないと思えるのは良かったなと思いましたね。☺️