先日、日テレ系土曜ドラマ2本の放送が揃ってスタートしましたね。


まずは、よる9時放送の
「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」

死を扱うだけでなく、身元が分からないままのご遺体を待っている人たちの元に帰すという、繊細で暗く、シリアスになりうるテーマを優しく描いていて、

小芝風花さん演じる桜と、大島優子さん演じる真の年の差同期の掛け合いはもちろん、

相談室メンバーの空気感も面白くて良いなと思いましたし、


科捜研の、柳美稀さん演じる菜津と、桜の反発し合う感じも面白かったです。


桜には死というものに密接だった過去があり、
真にはずっと探している人がいることも
初回では少し描かれていましたが、

それがこれからどう物語と繋がってくるのか気になりますし、

真は、捜査一課の刑事、阿部亮平さん演じる手嶋に協力をお願いしているみたいで、

真に想いを寄せているらしい手嶋が、被害者の情報を目にする真のことを気にする視線を送っていたり、食事を奢ると言われて嬉しそうだったりしたのも印象的でしたね。


そういえば、とある番組で見取り図の盛山さんも出演されると番宣されていたことを、登場シーンを観た時に思い出しました。😌



そして、よる10時放送の
「マル秘の密子さん」

放送前から物語や人物の紹介を聞いても
核心が見えないように感じていて、
とにかく謎に満ちた印象でした。

トータルコーディネーターと名乗る、福原遥さん演じる密子は、用意周到で真意が見えない不思議な魅力があり、何者なのかというところがあるけれど、

かき氷が好きで、
依頼人となった、松雪泰子さん演じる夏の家でかき氷機を見つけて嬉しそうな様子から、氷がないことが分かると残念そうに悲しい顔をする、
そんな可愛らしい一面もあるのが、また魅力だなと思いました。


物語は、九条開発の社長、神保悟志さん演じる謙一の遺言により九条開発の株式を、夏が譲り受けることになったことから始まりましたが、

謙一が、半年前に火事に遭ったり、その後遺症だとされた死因だったり、どれも仕組まれたものではないかと想像してしまうくらい、
九条家にはそれぞれ思惑や隠し事などたくさんありそうで、

密子がそれを暴いたり掻き乱したりしそうだなと思えば、密子に疑念を抱かせるような描写もあって、


上杉柊平さん演じる遥人が言う“得”のため株を譲ろうとしたのを阻止して、夏の気持ちを動かし、次期社長に立候補するよう誘導しているように思えますし、

密子には九条一族と何か因縁のようなものがあるようにも感じました。


幻想的な映像は印象的で美しく、でもそのなかには異様な空気感があるようで

初回を観てもなお謎に包まれた感覚がありましたね。




この春に水曜ドラマが土曜にお引っ越ししてから土曜に2本立てというのは2クール目ですが、私にはまだ慣れない感じがあります。

今期はどんな世界を見せてくれるのか
期待したいですね。😌