全体的にシリアスで常に緊張感があるけれど
ゴールデンレトリーバーのミルが癒しで

似た犬のぬいぐるみにもたれて休んでいるミルがすごく可愛くてきゅんとしました。🤭


日曜劇場「アンチヒーロー」

先日、第7話を迎えましたね。


すべては12年前の事件にあり、
長谷川博己さん演じる明墨の目的が少しずつ見えてきたなかで

回想であった、細田善彦さん演じる松永の公判の時も、山崎銀之丞さん演じる富田議員の息子、正一郎の時も
同じ判事なのだなと、何となく思ったことがあって

緒形直人さん演じる志水の判決を言い渡した判事もそうと分かったタイミングがどこだったかはっきり覚えていないけれど

その判事、神野三鈴さん演じる瀬古が明墨の標的だと、前回明らかになった時、どこか腑に落ちたような感覚でした。



他のドラマや何かを想起させるような言葉を使うのは、別に嫌いではないし、むしろ面白いなと思うこともあるけれど、

瀬古と繋がっている、野村萬斎さん演じる伊達原が発した「はて?」

何というか、私はあまり聞きたくなかったな、と。

実際のところ、言葉選びにどういう意図があったのか分からないけれど、
「虎に翼」で描かれている寅のイメージを汚されたくなかったというか、
歪んでしまった瀬古の本音からでも、どうしても連想させられてしまうので、
地獄は残り続けているところがあるのだろうことは理解できても、何だか複雑な気持ちでした。

でも、この物語上では、悪や不正が暴かれて、
北村匠海さん演じる赤峰が抱えていた松永の事件の再審にも繋がって解決していく展開にはスカッとしましたし、


志水が再審を拒む理由や、近藤華さん演じる紗耶のトラウマにはもっと何かがありそうな気がするのですが、

12年前の事件に関しても動き出す感じに、また身が引き締まる思いでしたね。


木村佳乃さん演じる緑川は、名前に色があるから、と注目されている一人でもあると思いますが、
どういう立ち位置でいるのかまだ見えないところがあって気になりますし、

明墨が検事だったことを知り、明墨のやり方に理解があり、パラリーガルとして有能な
大島優子さん演じる白木や、林泰文さん演じる青山についても、未だ、あまり掘られていないことが気になっていて

明墨の事件の資料をこっそり見て探ろうとした、堀田真由さん演じる紫ノ宮に声を掛けた青山には何だかぞっとしました。


それに、明墨からの指示で人捜しをしている、岩田剛典さん演じる緋山には事件と何の繋がりがあるのか、これも気になるところで

緋山が隠滅した証拠を持ち出した赤峰の表情に、明墨を感じて、またぞくぞくしましたね。


これまでが瀬古の不正を暴くための準備段階で、瀬古を弾劾裁判にかけることを目的に動いていた今回が、12年前の事件の再審への第一関門だったのだと思うけれど、

この先にもまだ多くの関門がありそうなので、クライマックスに向けてどう展開していくのか気になりますね。