撮影時期は別として、放送時期が被ることもあるだろうし、珍しいことではないから私はあまり気にはしないのだけど、
あっちでもこっちでも、というのは今期は何だか多い気がします。

別に良いんだけどね、作品を通して見ているから、同じ人があちこちでも気にならないことが多いのだけど、

心のどこかで思っちゃうんだろうな、
またか、って。少し困惑する日々です。

っていう、ちょっとだけ雑談でした🤫


さて、春ドラマの放送も少しずつ折り返し地点に入ってきましたが、

フジテレビ系にて
毎週金曜よる9時から放送中のドラマ

「イップス」

先日、放送は第5話を迎えましたね。

篠原涼子さん演じるミコは、バカリズムさん演じる森野と、お互いのイップスを克服するためにもバディを組み、事件にたくさん首を突っ込んできたなかで

倒叙ミステリーとしては少し易しく感じたところもあったけれど、

犯人が分かっている上で、一緒になって考え、トリックが解き明かされていく過程と

軽快でユニークな掛け合いを楽しみながら観てきたのですが、


味方良介さん演じる酒井や警官との雑談も何だか滑稽だなと思って


森野の取材という名目でミコの現場への出入りを歓迎するし、いつかは森野が来るかどうか、モンブランで賭けていたのも可笑しかったですし、

警察官ぽくないというか、何となく緊張感がない緩い雰囲気も面白いなと思っていました。

今回も、
森野の相棒だという、矢本悠馬さん演じる樋口と酒井が、森野を挟んで報告を被せたり、

ミコの推理に交ざり、「何らかの方法で」と多用しながら、渡辺大知さん演じる坂浦と一緒に頷いて、
あの中で一番しっかりしているであろう、染谷将太さん演じる慧にも滑稽さがプラスされている様子だったり、

ミコが酒井の連絡先に“(リーゼント)”を付けているのも何だか可笑しかったです。


過去のことがあって「卑怯者」と言われることが森野にとって特に快くないことなのだろうけれど、
ミコから執拗に言われていた時は、何だかもやもやっとして、心がチクチクしましたし

その後に森野に訪れた悲劇が
ラストに明かされた時には驚きましたね。

と言いたかったけれど、
先に情報が勝手に入ってきてしまったので
実はそれほどでもありませんでした。😅


これまで1話完結で進んできた倒叙ミステリーですが、

ミコの小説「歪な十字架」の模倣事件に関して、いよいよ次回から動き出すようで、

当時の捜査官は森野であるとされたり、
逮捕された犯人は冤罪だという、誰かの久し振りの投稿を慧が見ていたり、

物語の本筋ともいえるような部分が近づくのを感じる度、それがどういうことなのか、どう展開していくのか気になっていたので、背筋が伸びるような感じがして


後半への期待が高まりました。

模倣事件での被害者の名前も小説と同じだというから不思議というか、何か隠されているのか真相が気になりますね。🤔