“もう”とも“まだ”とも捉えられるような位置にいることは悩めることも多いけれど、
“もう”と思うか、“まだ”と思うか
物は考えようで、
金曜ドラマ「9ボーダー」
先日、第3話を迎えましたね。
相変わらず失踪中の父が誰なのか気になりますが、
今回は三姉妹それぞれの心境や現状に変化が訪れる回だったように感じました。
別れによって一人になる寂しさを抱えたり、自分の年齢を“もう”と捉えて、立ちはだかる現状にもやもやしたりする、
川口春奈さん演じる七苗と、木南晴夏さん演じる六月の傷ついた心に、
畑芽育さん演じる八海が掛けた言葉はすごく心強くて温かくて、密着する様子はとても微笑ましくて可愛かったですね。☺️
ある日、松下洸平さん演じるコウタロウがおおば湯に来店した時、彼を偵察していた、伊藤俊介さん演じるウメケンに気付くコウタロウの反応が何だか可愛かったし、
コウタロウとの恋にブレーキを踏みたい七苗のマシンガントークを皆がさらっと聞いている様子もそうだったけれど、
木戸大聖さん演じる陽太がコウタロウの残高を見てしまったことをきっかけに、臆測と想像を膨らませて、1億円のコウタロウは何者なのか論議がなされているのも
どこかコミカルに感じました。
そこに、六月に離婚届に判を押させようと、さとうほなみさん演じる萌香が家にやって来て、
自分の方が優位に立っているような態度に、どういう神経をしているのかと思ったのですが、
コウタロウの何気ない疑問に論破されたのが、どこかスカッとしましたし、
三姉妹に対する萌香の失礼すぎる発言に感じる悪意にも苛立ったのだけど、それぞれが発した「ちょっと」の意味をそれぞれ説明するのが何だか可笑しかったです。
その後、向き合うことに決めたのに、山中聡さん演じる邦夫の見たことのない笑顔を知った六月に切ない気持ちになったけれど、
井之脇海さん演じる朔といる時の六月の笑顔もきっと邦夫には見たことのない表情だと思うし、
温かく誠実に接する朔が六月の心を穏やかに明るくしてくれるだろうから、これからのこの二人の関係性の変化も楽しみですよね。
一方、コウタロウに家族が見つかったかもしれないと告げられてから、音信不通なことにもやもやを抱えていたなかで、
七苗が会社を辞めることを決断したのは意外だったけれど、何かがぷつんと切れる瞬間の気持ちが何となく分かった気がして、
見え方が変わって気付いていなかったものを知る、ほんの少し寂しい気持ちもしました。
その勢いで決められた時は良いけれど、
七苗に想いを寄せる陽太と、その陽太に想いを寄せる八海、この切ない一方通行はこれまでにも感じていたことだったけれど、
七苗とコウタロウの恋に期待しながらも
陽太が可哀想に思えて、その陽太を八海が抱き締めるのも、何だか複雑で、どうしようもなく切なかったですね。
“もう”と思うか、“まだ”と思うか
物は考えようで、
捉え方によっては何でもできるのだと改めて考えさせられました。😌
金曜ドラマ「9ボーダー」
先日、第3話を迎えましたね。
相変わらず失踪中の父が誰なのか気になりますが、
今回は三姉妹それぞれの心境や現状に変化が訪れる回だったように感じました。
別れによって一人になる寂しさを抱えたり、自分の年齢を“もう”と捉えて、立ちはだかる現状にもやもやしたりする、
川口春奈さん演じる七苗と、木南晴夏さん演じる六月の傷ついた心に、
畑芽育さん演じる八海が掛けた言葉はすごく心強くて温かくて、密着する様子はとても微笑ましくて可愛かったですね。☺️
ある日、松下洸平さん演じるコウタロウがおおば湯に来店した時、彼を偵察していた、伊藤俊介さん演じるウメケンに気付くコウタロウの反応が何だか可愛かったし、
コウタロウとの恋にブレーキを踏みたい七苗のマシンガントークを皆がさらっと聞いている様子もそうだったけれど、
木戸大聖さん演じる陽太がコウタロウの残高を見てしまったことをきっかけに、臆測と想像を膨らませて、1億円のコウタロウは何者なのか論議がなされているのも
どこかコミカルに感じました。
そこに、六月に離婚届に判を押させようと、さとうほなみさん演じる萌香が家にやって来て、
自分の方が優位に立っているような態度に、どういう神経をしているのかと思ったのですが、
コウタロウの何気ない疑問に論破されたのが、どこかスカッとしましたし、
三姉妹に対する萌香の失礼すぎる発言に感じる悪意にも苛立ったのだけど、それぞれが発した「ちょっと」の意味をそれぞれ説明するのが何だか可笑しかったです。
その後、向き合うことに決めたのに、山中聡さん演じる邦夫の見たことのない笑顔を知った六月に切ない気持ちになったけれど、
井之脇海さん演じる朔といる時の六月の笑顔もきっと邦夫には見たことのない表情だと思うし、
温かく誠実に接する朔が六月の心を穏やかに明るくしてくれるだろうから、これからのこの二人の関係性の変化も楽しみですよね。
一方、コウタロウに家族が見つかったかもしれないと告げられてから、音信不通なことにもやもやを抱えていたなかで、
七苗が会社を辞めることを決断したのは意外だったけれど、何かがぷつんと切れる瞬間の気持ちが何となく分かった気がして、
見え方が変わって気付いていなかったものを知る、ほんの少し寂しい気持ちもしました。
その勢いで決められた時は良いけれど、
持っていたものを1度全部捨てて始めることは勇気がいることだし、
不安も芽生えて、ぽーんと一人になった寂しさを感じてしまったところに
ふらっと何にもなかったようにコウタロウがたくさんのお土産を抱えて帰って来て、いつも通りの彼を見た瞬間、七苗が抱えていた色々なものや感情がふわっとした温かさに包まれたようでした。
七苗に想いを寄せる陽太と、その陽太に想いを寄せる八海、この切ない一方通行はこれまでにも感じていたことだったけれど、
七苗とコウタロウの恋に期待しながらも
陽太が可哀想に思えて、その陽太を八海が抱き締めるのも、何だか複雑で、どうしようもなく切なかったですね。