フジテレビ系にて

毎週木曜よる10時から放送中のドラマ


木曜劇場

「Re: リベンジ―欲望の果てに―」

先日、第2話を迎えましたが、

公式サイトからあらすじなどを読まず、予告だけを見て作風を感じていたので、
初回を観た時には、私には正直あまりよく分からなかったんです。

でも、赤楚衛二さん演じる海斗が、光石研さん演じる父の智信のお葬式の日に何者かに襲われて、山奥の廃病院で眠らされていた5ヶ月もの間に、自分の身の回りの何もかもが変わってしまっていたことが描かれた時、

この物語の面白さというか、初回だけでは感じられなかった、これからという部分を感じて
ようやく物語の軸が見えたような気がしましたし、

幼い頃から体が弱かった海斗を想っていた父の真意、そして優しさを知る、切なくも温かい初回の展開があってこそ、
聞いていた“復讐”というテーマが活きて、いよいよ本格的に始まる予感に少し期待を抱きました。


海斗の上司に関しては、よく考えれば違和感を持ちそうなメールは信じるのに、海斗の必死な言い分を聞こうとしないのは記者としてどうなのかと思ったけれど、

突然、連絡が取れなくなって変に思わなかったのか、
芳根京子さん演じる陽月にも拒絶されてしまったのは悲しかったですよね。


陽月って、なかなか強かな人なのではないかなと感じるんです。

海斗が病院の理事長の子だからというわけではなかったと思うけれど、将来を見据えていた海斗と別れて5ヶ月で、錦戸亮さん演じる大友と婚約までというのは、いくらなんでも切り替えが早すぎる気がして、


妹のこともあるからなのか、何だか出来すぎているというか、

初めて出会った時の大友の陽月を見る視線も気になっていたので、大友の策略のうちにも思えて、どこか引っ掛かりを覚えました。


さて、見上愛さん演じる紗耶の協力も得て、拉致されたことや、大友のことを調べ始めた今回ですが、

智信と大友の繋がりに関しては
まだ足りないピースがあるような気がします。


海斗の思い出にあった、野球をしていた子ども時代、父に手を振っている海斗の後ろに映り込んできたように見えた男の子が何だか気になりながら、特に何も思わないようにしたけれど、
それが大友だったことを知って驚きましたし、

気になったあの表情は、父親のように思っていた智信と幸せそうに笑う海斗を見て抱いた複雑な心境だったのかなと思うと頷ける気がしました。

その後、母親のことで大友が智信や海斗に抱いた憎しみはどれだけのものだったのか、本当のところも分からないけれど、
よく見せるあの不敵な笑みの真意を知りたいですね。


現段階では智信に投薬して死なせたのは大友の可能性が高そうですけど、海斗を拉致監禁したのは別の人物だと考える方が自然な気がしていて、

理事長の座を狙っていた、余貴美子さん演じる市子、あるいはその取り巻きの仕業なのではないか、と考えるには安直すぎるかな、

こういうのは誰がやっていてもおかしくないのがサスペンスですからね。🤔