楽曲がモチーフになったオリジナルストーリーだそうですが、限られた言葉のなかからどのように物語を膨らませて描いていくのか、気になるところですよね。


フジテレビ系にて
毎週月曜よる9時から放送中のドラマ

「366日」

先日、放送は第2話を迎えましたね。

初回では、広瀬アリスさん演じる明日香とのデートの待ち合わせの途中、眞栄田郷敦さん演じる遥斗が事故に遭う展開がラストに待ち受けていましたが、

高校時代からこれまでの、すれ違いや切ない瞬間、想いが通じ合った時など、丁寧に描かれていた明日香と遥斗の甘酸っぱい時間がすごく輝いていて見えていただけに、
予め起こることは分かってはいても、それはあまりに悲痛でした。


長濱ねるさん演じる莉子や、坂東龍汰さん演じる智也、綱啓永さん演じる和樹とともに5人で高校時代に仲良くしている光景はとても素敵だったけれど、
12年経てば友人関係にも少し変化があったらしく

今でもそれぞれ変わらず交流はあるようでも、
和樹だけはどこか避けるようにみんなに会わないようにしているようで、

再会して和樹の話題になった時、遥斗があまりその話に触れようとしていなかったのが気になっていたので、もしかして何かあったのかなとは思っていましたけど

今回少しだけ明かされた8年前、何が原因で衝突があったのか気になりましたね。


遥斗が入院してから明日香は遥斗のことを考え続けて、莉子にシビアなことを言われていたけれど、

明日香が遥斗と付き合い始めたことや、遥斗のことで訪れたチャンスを諦めていたことも

中田青渚さん演じる花音の耳にいつの間にか入っていたことが、何だかもやっとするというか嫌だなと感じて

莉子が明日香のことを他の誰かに何でもかんでも話しているのだろうけれど、それってどうなのだろうと思ってしまいました。


明日香の人生に気を遣ったのだろうと思っても
家族想いな花音が明日香を遥斗から遠ざけようとした、その冷たい言い方には何だかチクッとするものがあって切なかったけれど、

明日香の真っ直ぐな想いから、ふたりの間にあった溝のようなものがなくなっていくのは良かったなと思ったし、

約束していたさくらの蜂蜜をプレゼントに用意していたことを知ると、遥斗の優しい心や想いをより感じて、心がほんのり温かくなりましたね。


明日香たちが遥斗に話し掛けるようにして、何らかの奇跡が起こったりしないかとも思うけれど、

遥斗の容態が良くならないかもしれないことは残酷ながら想像できてしまうことでもあったから、この状態でどう物語が展開していくのか気になっていて


今回のラストで、明日香と和樹が対面したり、

莉子にも智也にも、何か変化が訪れようとしている様子であったりと、それぞれの悩みや葛藤などから物語が動いていくのを感じました。