人はそれぞれきっと、相手や場合によって、キャラクターや見せる顔を変えていたり、与えている印象や立ち位置が異なっていたりすることもあるけれど、
記憶を失うことによって出てくる性格が案外、本来の自分だったりするのかもしれないなと思いながら
他人が言う“らしさ”
自分が思う“らしさ”というのは、
一体、何なのだろうと思いました。
火曜ドラマ
「くるり~誰が私と恋をした?~」
先日、初回の放送を迎えましたね。
最初のティザーを見ていたから、いつの間にか、新しくタイトルが追加されていたことを知った時に一瞬だけ驚いたことがありました。🤫
物語は、
階段から落ち、記憶喪失になってしまった、生見愛瑠さん演じるまことの前に、
彼女のことを知る、瀬戸康史さん演じる公太郎、神尾楓珠さん演じる朝日、宮世琉弥さん演じる律の3人が現れるところから始まりますが、
冒頭から、まことが誰かから逃げる描写があり、
追い掛けるように走る男の人らしき足元、薄気味悪い表情をしたうさぎの着ぐるみ、
それぞれがどんな意味を示しているのか、何が起こっているのかと、推理心を擽られて、
早速、掴まれました。
逃げるなら着ぐるみからで、走っている人は指輪の相手なのかなと何となく想像しましたが、
持っていた指輪の相手、それから事故に遭った時の、着ぐるみの中の人や走っていた人も、この3人の中にいるのか、気になるところですよね。
初めにまことの前に現れた朝日は、
同期で親しくしていたようでも、“緒方さん”から呼び方を急に変えたのが気になりましたし、
まことを気にしていることや、以前の彼女のことをよく知っているのは分かるけれど
社内でのまことの印象や雰囲気を読み取ってみると、本当にまことと朝日はそこまで親しかったのか、何となく疑問が湧きました。
目立ちすぎると仕事がしづらくなるから、上手くやっていけるように気を遣っていたとか、
無駄に嫉妬されないようにしていたのは、まことのこれまでが影響しているようにも感じるけれど、
朝日がまことに忠告するみたいに、そこまで熱っぽく言うのはなぜだろうとも思いましたね。
それから、周りのまことに対する接し方も気になって、
記憶喪失だからなのかもしれないけれど、何だかそれだけではない、もとから変に気を遣われているような印象を受けて、
空気を読んで受け流すのが上手だったらしいけれど
まことが社内ではどのようなキャラクターでいたのか、気になりましたね。
まことがいた病院にも訪れていた公太郎は、
円満に別れた元彼だと言うには不自然な点もあって、どこまでが本当なのか疑いたくなるけれど、
少なくとも今は、まことの心の支えになってくれるようにも感じて、これからどう関わってくるのか気になりますし、
最後に出会った律は、
落ち着いた色味の洋服を持つまことが、鮮やかな洋服を来て会う相手で、知り合いのようですが、
まことが記憶喪失していることを知らなかったら、きっと今まで通り接するはずなのに、
知り合いであることを隠して、わざわざ初対面を装ったのはなぜだろうと引っ掛かりを覚えました。
そういえば、まことが伝えたわけでもないのに、公太郎は事故のことを、律は予め知っていたのなら記憶喪失のことを、どうやって知ったのでしょう? 🤔
これから謎が明らかになっていくのが楽しみです。