いよいよ冬ドラマもクライマックスに入り、
最終話を迎えるドラマもちらほら出てくる時期になりましたね。
30分枠では珍しくないですが、60分枠で全9話は何だか少し寂しさを感じる気がします。😌
テレ朝系にて、毎週金曜よる11時15分から放送されていたドラマ
「おっさんずラブ―リターンズ―」
一足先に始まった今作も先日、第9話が放送され、ついに最終回を迎えましたが、
家族とは何か、幸せとは何か、
田中圭さん演じる春田と林遣都さん演じる牧が生活をともにしていくうえでぶつかる問題にまっすぐ向き合い、
“かたち”を模索していく姿を描いていく物語に、温かさを感じましたね。
物語が後半に差し掛かった頃、
春田と牧がみんなに祝福されて幸せに包まれるなか、
吉田鋼太郎さん演じる武蔵が咳をする様子に嫌な予感はしたのですが、
吐血した時には衝撃が走りましたし、
ストレス性だと診断されていても何だか安心できないもやもやがあって、次に余命1ヶ月だと診断されたような描写には、時が止まったような感覚になっていました。
それでも、これまでの愉快な雰囲気からの展開に、どうも本当のことには思えず、何かの間違いであってほしいなと思っていたので
結果的になんちゃって展開で良かったなと思いましたね。
にしても、武蔵の聞き間違えというオチは凄かったですよね。吐血に関しても、そんな間違いがあるかと、可笑しくて仕方なかったです。🤭
そして、初回ぶりなので
ここからは少し思い出話になってしまいますが、
新キャラクターとして登場し、序盤で何だか怪しさがあった、井浦新さん演じる和泉と三浦翔平さん演じる菊之助の正体が明かされた時、
和泉の謎に包まれていた行動の理由に、春田に瓜二つの秋斗の存在があったことが分かると、
腑に落ちると同時に少しだけ可笑しさを感じたし、
春田と対照的な秋斗のキャラクターに、春田がリアクションしているのを見て、何だか不思議な感覚になりました。
次第に和泉は春田に気持ちを向けるようになるなか、和泉には菊之助が密かな好意を寄せていて
一体これは何角関係なのだろうと思うくらい、
切なさを感じるバレンタインがありましたけど、
春田の無自覚なあざとさに振り回される和泉が可愛らしいというか、この二人の感じに何とも言えない、きゅんを感じていましたね。
そういえば、温泉旅行先で牧が指輪を無くしたことをきっかけに起きた、
和泉と菊之助と、春田と牧と武蔵のぐちゃぐちゃの乱闘騒ぎはもうカオスで、凄かったですよね。
え、まだ続くの?と思ってしまうくらい
牧と武蔵の喧嘩も、悪口合戦も、春田がなぜか和泉と菊之助に押さえられてしまうのも、大変、滑稽でした。
和泉はどこかほわっとしていて、
本当に公安だったのかなと思うくらいだったけれど、
結果として公安に戻ったのを見ると、
性格が変わるような、ギャップも面白かったです。☺️
武蔵は何気にドラマとかアニメとか、エンタメ好きなところがあるように感じますよね。
そういうところ、面白くて好きで
いつぞや昼顔だとか言って騒ぎ立てていたのも滑稽だったけれど、
菊之助が公安だと知った時の武蔵の反応が物凄く面白くて、「VIVANT」のネタが出てきて可笑しくて思わず笑ってしまったし、
アーニャ風の言葉も
まっくろ黒澤武蔵も面白くて、
とても良かったです。🤭
小ネタを扱うことも多いなかで
今回、「正直不動産」を思わせる台詞があったのは思わずびっくりして、可笑しくて堪らなかったですね。
武蔵が、隣に引っ越してきたラストには
相変わらずの牧との戦いがあって
この光景が、自由で、
ある意味、平穏だなぁと思いましたし、
この日常がこれから続くと思うと、さらに微笑ましく思いました。