日テレ系日曜ドラマ
「厨房のありす」

先日、放送は第6話を迎えましたね。


門脇麦さん演じるありすの、永瀬廉さん演じる倖生への恋心が描かれた今回でしたが、

倖生に好きになってもらうために、
前田敦子さん演じる和紗たちから聞いたアドバイスを実践するありすの積極的な姿が面白くて、

前髪の3mmとか、指摘の仕方とか、気遣い方とか、独特なのだけど、
ありすの天真爛漫さが可愛かったです。☺️

ありすと倖生のことを気にして、様子がおかしくなる、大森南朋さん演じる心護も何だか面白かったですね。


そんななか、SNSで一気に話題になった、ありすのお勝手にやって来た、
倖生に想いを寄せる、大友花恋さん演じる百花が、ASDのありすを倖生が好きになるはずがないと安心するような、ありすを見下すような表情をした時に、心の奥がざわざわとしました。


百花のありすに対する発言のなかには、ありすへのライバル意識や嫉妬心みたいなものも少しはあったと思うけれど、

ありすを傷付ける言葉が次々と出てくるのが辛かったし、


取材に来たウェブ雑誌の記者も、
一口くらい食べたら良いのに、ありすの料理に興味を示さず、ASDのことばかり訊いていて、

そんなつもりはなかったとしても、
無意識な差別意識や、特別な見方をするような人もいるということが描かれる、どこか心がチクッとする回でもあったなと思いました。


料理で人と繋がることができたありすにとって、食べてもらえないということはとても悲しいもので、観ていても胸が締め付けられるものだったけれど、

その冷えたご飯を食べる倖生の優しさと温かさには、心がじーんと震えましたし、

ありすの想いが通じた時にはぐっときましたね。


そういえば、
新しく作ってもらった看板に色を塗る時に
服やコップにこだわりがあって、色には秩序があると言っていたありすが、
色を選ぶ倖生に、倖生の好きな色が良いと言っていたのが印象に残っていて、

こだわりが強いありすが色を譲るというところに、少しだけ成長を感じていました。😌


ラストには、倖生の父、竹財輝之助さん演じる晃生が何をしたのか、さらっと明かされましたが、

まず、お店が知られることで倖生の過去を拡散する人がいるということが、悪意しかなくて苦しいですし

横領とは、いつのことだったのか
晃生の死とは関連があるのか気になりましたね。