日テレ系日曜ドラマ
「厨房のありす」

門脇麦さん演じるありすのごはん屋さんに迎え入れられてから、永瀬廉さん演じる倖生が少しずつ変わり始めているのが何だか嬉しく、

ありすとの掛け合いも面白かったり、微笑ましかったり、信頼関係が深まっていく様子に心がほんのり温かくなりますが、


先日、第5話を迎え、

ありすの過去と母親のこと、倖生の過去も少しずつ明かされてきましたね。


前回、ありすの母親は、かもしれないと思われていた、木村多江さん演じる蒔子ではなく、
蒔子の妹である、国仲涼子さん演じる未知子がそうだということが明かされ、

母親の愛情を感じられずに生きてきたありすが25年前の火事で母親に救われたことを思い出す場面で、

うさぎのぬいぐるみのヘンリーを投げて追い掛けさせてありすを救った母の愛情に、心が締め付けられました。


そして今回、
長年の悩みから解放されたように、ありすがずっと前向きになって、‘’恋”というものを知ろうとするところが描かれましたが、

何だかんだあって伝わった、倖生が自分に好意を寄せているという情報を真に受けたありすが、ぐいぐいと恋心というものを聞こうとするのも、それに倖生が戸惑うのも面白かったです。

倖生が好きと言ったわけではないけれど、淡い気持ちを隠しているのは分かるから、よりその光景が微笑ましく感じますし

自然なアクシデントを見てありすが初めて感じた、もやっとした気持ちに「これ、なんだ?」という表情をしたり、好きという気持ちの意味に戸惑いを浮かべて混乱したり、
自分のなかにある恋愛の‘’好き”に気付いていくまでの表情が純粋で可愛らしかったですね。☺️


物語は後半に差し掛かろうとしているなかで
ミステリー要素も強くなってきましたが、

大森南朋さん演じる心護のかつての恋人だった、竹財輝之助さん演じる十嶋晃生が登場し、
彼が倖生の父親だということが分かりましたね。


心護は五條製薬にいたことがあって、ありすと五條製薬は、研究者だった未知子で繋がり、

倖生もまた、研究者だった晃生で五條製薬と繋がるという、何とも不思議な因縁のように感じて、

25年前には火事があり、
晃生が亡くなったのは9年ほど前のようですが、

彼が犯罪者だと言われていたのはきっと何かの間違いであって、倖生は真相を探るためにありすの家にやってきたのかなと思いました。


それはどのような事件だったのか、五條製薬が関わっている事件なのか、気になりますし、

萩原聖人さん演じる誠士には何だか怪しさを感じますよね。

ありすや心護、倖生には冷たく、五條に近付けないように厄介者として見ていて、蒔子には機嫌でも取っているように優しく接しているのがずっと気になっていて、

もうすぐCEOに就任するプレッシャーを感じていると言って、きつい態度を取ったことを謝っていたけれど、

本心なのかと、何となく裏がありそうで勘繰ってしまいました。


未知子が亡くなったあの火事は事故ではないことについて、心護が誠士に迫っていたのに、知られて困るのは心護だと言われていたのも気になりますし


年数は経っているけれど、
火事と晃生が亡くなったことの関連はあるのか

心護が五條製薬から離れた理由や、
蒔子がASDの薬を作ろうとしていたことも関係しているのか分からないけれど、

誰かの企みで、未知子とありすが狙われたのだとしたら、それは誰なのか、

ありすの実の父親の存在も気になりますよね。🤔

何となくね、ただの勘で想像なんだけども
誠士のような気がするんですよね。。
考えすぎかな、