“山田”の登場は
最終回ならでは、な感じでしたね。
次期放送の木10「あなたがしてくれなくても」から奈緒さんが登場されましたが、
以前も、月10「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」から松下洸平さんが登場されていて、
クロスオーバーも好きだけれど、
こういうかたちも良いなと思いました。
最近よく見るなぁとも思います。😌
蛍と同じ薬局の先輩も山田だったのには
びっくり、面白かったですね。
木曜劇場
「忍者に結婚は難しい」
赤巻議員の事件と、そのきっかけとなったこと、そして昔、蛍の母親を殺害した伊賀の人物。
そのすべてに関わっていた風富家との対決が
先日迎えた最終話で描かれましたね。
蛍と悟郎を呼び寄せた、総帥の風富城水は、
蛍を利用して何がなんでも息子の命を延ばそうとしていたけれど、
自分が蛍の母親を殺しておいて、自分の息子を助けろって筋違いではないかと思いました。
親を殺した人からのそんな頼みなんて誰でも引き受けたくないだろうと、普通に考えれば思うのに
都合が良すぎるというか、
蛍が生延の術を悟郎に使ったからもう使えないと聞いても、私利私欲しか見えていなくて、
少し見苦しく感じました。
ドラマ終盤にかけて、
宇良の活躍も良かったですね。
伊賀の本部に近い宇良の存在があると、伊賀の総帥だとしていた城水や風富家は一体何だったのだろうと思います。
一件が終わってから
伊賀が変わり始めたのも良かったですし、
蛍たち甲賀が伊賀の人たちの近くから離れた後も
雀が“しのびぃ”であることや顔を隠しても
また宇良と繋がってしまうのが
相性が良いのか、何だか微笑ましかったですね。
正体を知ったらどうなるのか気になります。☺️
蛍と悟郎が、愚痴ばかり口にするようになって、離婚寸前までいっていたのが嘘みたいに
お互いの素性を知ってからの方が、想いを深め合っていっているのが伝わって
またお互いに知り直そうとしているのが
もう一度恋をしているように見えて
素敵だなと思いました。
それは、戦いの前のひとときのようなものではあったけれど、
忍者の末裔に生まれて、普通というものに憧れて結婚した二人が、擦れ違ってケンカ別れするように離婚しようとしていた時期を経て、
本当の意味での夫婦になっていく様子を
物語後半から見ていたので、
理解し尊重し合える関係性になれてからの離婚の選択は、とても切なかったですね。
蛍が雀に託して悟郎に宛てたお弁当には、悟郎の好きな食べ物がたくさん詰まっていて
それだけで、
蛍の悟郎への愛情を感じましたし、
2年の年月を経て再会して
待ち合わせをしなくても会える、その瞬間を二人とも待ちわびていたようで、
とても微笑ましく、嬉しく思いました。
エンディングの視点も良かったです。