ビジネスにおける恩讐とは~その1 | がっちゃんのブログ「独立・創業塾」

がっちゃんのブログ「独立・創業塾」

もし、貴方が独立を志して創業しようとするなら、経営計画書を作りましょう!そんな貴方にぜひ読んでいただきたいブログです。
<a href="https://plus.google.com/106897254067289706351" rel="author">かぎやまひでゆき</a>

ビジネスにおける恩讐とは~その1


このブログでは、
ビジネスの世界、特に社長という
資本主義のチャンピオンを育て、
世に送り出すという願いでお送りしています。
 

 

こんにちは

「がっちゃん」こと、かぎやまひでゆきです。

今日も読んでいただきありがとうございます。

さっそく、きょうのコンテンツです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ビジネスにおける恩讐とは~その1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
たった今、菊池寛の「恩讐の彼方に」というタイトルを
ふと思い出しましたので、予定を変更してお話したいと思います。


まずは恩義の話から。


私の父が、
昭和40年頃に約350区画くらいの住宅団地を
造成販売開始しました。


南面傾斜の日当たりバツグンの住宅団地で、
今でも国土地理院の地図に「鍵山団地」と記されています。



当時の販売価格が、
長崎の田舎とはいえ
坪当たり9000円だったと記憶しています。


でも、
当時のサラリーマンの月収が
20000円~30000円だったこと思えば
この価格が妥当だったかとは思います。


今、その土地の地価は30~40倍くらいですかね。



当時は確かに安かったと思うんですけど…



じつは、
この宅地分譲を機に父の会社は飛躍的に成長し、
長崎では、今で言うデベロッパーの地位を
確立させていただきました。


その時にお世話になったのが、
当初その地区の農協組合長、後に県議・国会議員となられた
N先生です。


父は、この恩義を絶体に忘れることなく、
国会議員となられた時には、
娘(私の姉です)を秘書として差し出し、
その方の二男さんを自分の会社に向かい入れ、
地元事務所の秘書給与を全額賄うといった
全面的なバックアップを行いました。


今こそ申し上げられますが、
年間数千万円以上になっていたと思います。



団地造成販売で得た利益は、
おそらく当時数千万円程度でしょう。


たぶん、N先生の事務所の経費1年分程度くらい?



それくらいにN先生に「尽くした」というか「入れあげた」と思われます。




損得で考えると1年分くらいでも十分ですよね。



でも、のちのちを考えるとそれくらいはいいのかな?
なんて考えてしまうのは
父のDNAを受け継いでしまった
私だけでしょうか?




讐の話は次回以降に。


こんな風にみていくと、
「世の中の不思議や仕組み・仕掛けが面白くて仕方がない。」
そう思ってしまいます。


ご参考になれば幸いです。



かぎやまの無料メルマガ購読こちら

またお会いしましょう。


がっちゃんbyかぎやまひでゆき