独立・創業塾 その21 事業繁栄の六大戦略 成長拡大と安定2 | がっちゃんのブログ「独立・創業塾」

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事業繁栄の六大戦略 成長拡大と安定2

続きです。

ここから

では、繁栄発展のもう一方のコンセプト、「安定」とは、どういうことなのか。

安定」とは、自分の会社で売っているものが何であっても、商品であっても、サービスであっても、形があってもなくても、その売りものを、同じお客様が、繰り返し、繰り返し、繰り返し買ってくれることである。

 これが「安定」というものの哲理であり、これ以外の「安定」はないのだ。

たとえ、一時的に売価の高いものが売れたり、受注できても、付加価値が多くあっても、私達が売っているものをお得意様が2度と買わなかったり、長い間買ってくれないということであれば、会社の安定は決して図れない。

もし、こういう事業を作れば事業の寿命は瞬間的なものでしかないと言える。

どんな事業でも、お客様がいない事業などあり得ないのに、世の中には頭を下げることを嫌い、お客様を忘れて威丈高に商売をやろうとしたり、売りものを磨くことを忘れてライバルよりはるかに劣ったものを提供したり、

結局、繰り返し、繰り返し、繰り返し可愛がって頂くためのシステムや戦略や情の問題に意を尽くさないために倒産したり、業績を著しく落とす会社が多い。

からこそ、私達は、徹底的にお客様第一主義を貫き、お客様のために品質を高めお客様のために納期を縮め、お客様のために値段を安くできるように努力し、お客様の会社の売上を伸ばすために企画力を磨き上げなければならない

繰り返し、繰り返し、同じお客様が発注されるあらゆる要素を、他社よりはるかに優れたものにすることこそが、私達に課せられた安定の大テーマである。

繰り返すが、事業の繁栄発展には「成長拡大」と「安定」という二つのコンセプトがある。

この二つを同時に遂行してはじめて真の繁栄発展がある。各人よく理解して、そして実行して欲しい。

また、事業には、いつでも敵である競争相手が存在している。

敵に勝つためには、敵の市場を奪う以外に方法がない

私達が、いつ、いかなる新規得意先へ行っても、必ずそこには先発の敵がいる。

さらに、私達の既存のお得意様へも、絶えず、幾社ものライバルが出入りし、手をかえ、品をかえて攻撃をしかけている。

その中で、事業の「成長拡大」と「安定」を掴み取っていくためには、競争に勝つ体勢を採ることが重要となってくる。

競争に勝つためのコンセプトは、あらゆる面でライバルと差別化することである。

お得意様が、私達に、なぜ他社でも同じものが買えるのに、一つ一つの材木やサッシや住器を発注されているのか、その要素を、これまで以上にもっと、もっと、のめり込んで磨くことがライバルとの差別化を生むのだ。

「値段が安いから」君の会社に出している、「品質が良いから」「企画力があるから」「納期が早いから」「サービスが良いから」「電話の感じが良いから」「大きな声で挨拶をしてくれるから」「親切だから」「贈り物を貰うから」….君のところへ発注しているんだと言われる。

私達の全ての売りものを、もっと、もっと、徹底的に磨き上げることだ。

知ることは大切なことであるが、知っているだけでは何にもならない。

全員で実行することこそが起業である。

私達の起業は、永遠に、成長拡大と安定を戦略課題とし、競争相手と差別化した売り物をお客様に提供し続けることを、繁栄発展の動かせない哲理としていかなければならない。

ここまで

ご質問があれば、どんなことでも結構ですからお気軽にどうぞ。


では、また次号でお会いしましょう。


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