「子供が生まれるまで、父親になるという実感がわかないと思う。」

と、断言していたうちの旦那さんですが、先日友達との会話を聞いてしまいました。

 

友達:「もうそろそろ、現実的になってきてる?」

旦那さん;「生まれるまで、ピンとこないって思っていたけど、最近は胎動が僕でも感じることができるから、どんどん実感が湧いてきていて、現実身を帯びてきているよ。」

 

私のお腹に手を置いて、初めてお腹の中の我が子の動きを感じることができたのは、数週間前の事。

 

その時の彼の感動の様子は、今でも忘れられません。

 

そしてそれ以降毎晩、私のお腹に手を置いて、胎動をチェックしながら眠りにつくばかりか、毎朝、私よりも早く起きて30分ほど胎動のチェックをしているようです。

たまに夜中に目が覚めた時も、チェックしているとのこと。

←私は、爆睡しているのでわかりませんが。

 

 

正直、数ヶ月前まで

この人(うちの旦那さん)と一緒に子育てやっていけるのだろうか?

と不安でした(その詳細はこちら→旦那との話し合い)。

 

それに、出会ってまもない頃、彼が彼の友達の甥であるやっと首が座ったばかりの赤ちゃんを無理やり抱かされたことがあって、その時の彼の抱き方が、抱っこというよりも、自分の体からなるだけ離して持っているといった感じだったので、

あぁこの人は赤ちゃんに慣れてないんだなぁ

と思ったのですが、その時のインパクトがあまりにも大きくて・・・

 

なので、嫁の私も、旦那さん+赤ちゃんの印象がピンとこない。

 

 

でも、今朝雨の中、旦那さんのジャケットを借りてジャズの散歩に出かけたのですが、内ポケットに前回のエコー写真が入っているのに気づいたんです。

 

その時思ったんです。

あぁ、あの人なりに私のお腹の中にいる赤ちゃんと少しでもコネクト(関わりあう、通じ合う)しようとしてるんだなぁ

って。

 

 

よくよく考えてみると、体外受精のプロセスを始めて以降、ドクターとのアポには必ず一緒に参加しているし、もちろん産婦人科での定期検診ならびに検査等は、皆勤賞です。

 

実際、他の妊婦さんや患者さん達は一人でこられているのに、うちの旦那さんは毎回ついて来るので、ちょっと恥ずかしくもあったんですが・・・

 

でも今朝の気づきを通して、毎回アポに行く旦那さんを恥ずかしく思っていた自分、そして旦那さんが父親としてちゃんとやっていけるかどうか不安になっていた自分が、逆に恥ずかしくなりました。

 

妊娠して、悪阻で辛かった日々、段々重たくなってきている体に、すぐ疲れてしまう毎日の中で、私だけが大変なように感じ、自己中心的に物事を捉えがちになってしまっていたけど、旦那さんも我が子の誕生を私と同じくらい楽しみにしているからこそ、自分でもできることを妊婦の私と一緒にやっていたんですね。

 

ということで、後3ヶ月半ほどの妊娠生活、夫婦二人で挑んでまいります。